モーターサイクル>ネコ>ゲーム。僕の人生いまのところまあそんな感じ。この先もずっとそうかは分からない。web2.0時代に抗うかのように、1.0コンセプトを貫き通すBLOG。

MotoGP

ロレンソ、七転び八起き。そして天狗復活・・・。

MotoGPフル参戦初年度を総合4位で終えたヤマハのホルヘ・ロレンソ。今シーズンのターニングポイントになったのは、第4戦・中国でのクラッシュだったと振り返る。

■autosport.com - MotoGP News: Lorenzo: China crash changed my year
http://www.autosport.com/news/report.php/id/71991

"China crash"とかいうと、原子力発電所か何かで事故があったのかと瞬間思うけど(笑)←それはチャイナ・シンドローム

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「正直言って、もっと(総合4位以上の)ポイントは獲れたと思うよ。ほぼ間違いなくね」とロレンソ。「それが何番なのかってのは言えないけど、中国でのあのド派手な転倒が、シーズンの流れを変えたのは間違いない。少なくとも僕のシーズンの流れをね」

「そのあとも僕は転んでばっかりいたように思えるけど、でもそれはちょっと違うんだ。僕は125ccでの最初の年もやたら転んでいたけれど、そのあとはほとんど転倒はなかったんだよ。僕は確かに今年多くのミスをしたかもしれないけれど、(125cc時代のことからしても、)来年は絶対にそんなことにはならないと思うんだ」

ロレンソは、来年は必ずやタイトルの栄冠をロッシから奪い取れるだろうと信じている。

「それができないと思う理由はないでしょw?」とロレンソ。「ヴァレンティーノは確かにすばらしいライダーだけど、彼に絶対に勝てないってわけじゃない。ヘイデンだってストーナーだって(ロッシを打ち負かして)チャンピオンになってるわけだし」

「いまの時点でひとつだけ約束できることは、僕はもっと必死に仕事して、来年はチャンピオンになるよってことさ」

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今シーズン中盤は、度重なる転倒で、完全に自分のライディングを見失っていた様子のロレンソだけれど、いまではすっかり自信を取り戻したようだ。ただ、言葉から受ける印象からすると、ちょっとそれが過剰なようであるのが気になる。「転倒したのは単に運が悪かった。あれさえなければ僕はもっと上に(もちろんチャンピオンにだって)いけたはずなのさ!」僕の見立てでは、ロレンソの転倒には明確な理由がある(右コーナーでのステアリングロックと左コーナーでのラフなスロットル操作+速すぎるコーナーエントリースピード)と思うのだが、彼自身は、自分の転倒の理由について、明確な考察にはたどり着けていない様子。一時期は謙虚に自分の走りを見つめなおしていたようだったのに、のどもと過ぎればなんとやら。怪我も癒え、痛みも潰えた今は、そこから学ぶ教訓よりも、すでに心は来季のチャンピオン獲得に移ってしまったようだ。

おとなしいロレンソは本来のキャラではないようなので、元気を取り戻したのはいいことだが、しかし、自分のライディングスタイルとMotoGPマシンとのマッチングには未だ問題が残ることまで忘れてしまったようなのは残念だ。オフテストの間に、そのあたりへの再認識が復活すればいいのだが、そうでなければまたぞろ転倒を繰り返し、「バイクこわい(泣)」みたいな状況に立ち戻ってしまうのではないだろうか。ちょっと心配なロレンソである。

郷に入りては郷に従え?(そして来季のドゥカティの躍進は約束されたか)

ドゥカティに移籍したニッキーヘイデン。バレンシアのテストでは、それまでのホンダRCVから乗り換えたばかりのGP8(GP9)でそこそこのタイムをたたき出し、順風満帆かと思いきや、新しいマシン、新しいチームに馴染むまでには、まだいくつか乗り越えなければならない問題があるようだ。

■autosport.com - MotoGP News: Hayden 'settling in' at Ducati
http://www.autosport.com/news/report.php/id/71804
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「まだセッティングをどうこう言うほど走れてないんだよ。とにかく、現段階で大事なのは、新しいバイクでいろいろ試してみて、ライディングスタイルも含めてそれにどうアダプトしていくかってことだからね。タイヤだって未知のもの(BS)だし、ドゥカティのチームのみんながどういう仕事のスタイルやコミュニケーションを取っているかについてもまだよく分かってないんだ」と、バレンシアでのテストを終えたニッキーヘイデンは語る。「特に僕が気をつけなきゃいけないのは、あまり早口な英語でまくしたてたり、スラングを多用しないようにすることだよ!*(笑)」

*このニッキーのコメント聞いて、へえそうなんだと思ったのは、ドゥカティはやはり純イタリアのチーム。チーム内での公用語は、イタリア語がメインなのか、ということ。だとすると、オーストラリア人のストーナーは、どういうコミュニケーションのスタイルを取っているのだろう?

「ま、そういう冗談はさておき、僕にはいろいろとやらなきゃならない仕事が山ほどあるってことは分かってる。でも、いまの僕は準備万端だし、それはチームとしても同じさ」

「僕はバイクが変わったことについてあれこれ言うのは止めたんだ。だって、ケーシーはすでにこのバイクで結果を出しているわけだし、あとは僕も彼と同じことをするだけのことなんだからね」

ニッキーは、今回のテストが雨にたたられてしまい、ドライで十分に走りこめなかったことが残念だったと語る。しかし、ウェットの路面もそれはそれで経験値として役に立ったそうだ。

「まだ普通にドライの路面で走りこむことすらできてないから、二日目のテストだって、どっちかっていったら、そりゃドライの路面のほうがよかったけど、少なくとも雨に降られたことで、初めてのウェットテストはできたからねw」
「今シーズンにおいても、雨のレースがいかに大事かってことは分かってるから、こういうウェットのコンディションも経験しておくことは大事だよ」

「ドゥカティでのファースト・ライドを終えて僕は自分に言ったよ。"ワァオ!僕はなんて遅いんだい!"しかし、そのあとマシンをちょっといじってね、そうしたらとたんにフィーリングが良くなったよ!」

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なんか楽しそうだなニッキー(笑)なかなかに口滑らかにいろいろと興味深いことを話してくれている。MotoGPへのデビュー以来、一貫してホンダライダーとしての、優等生的な仕事と役割を果たしてきた彼だが、ここにきてまったく新しい環境に身を置くことで、心境的にもかなりリフレッシュが図られた様子が伺える。わりかし、「素のヘイデン」が前面に出てきているようだし、changeをchallengeとして楽しんでいるようだ。

そうした彼を受け入れる側のドゥカティも、ニッキーのファーストライドには相当以上の好印象を持った様子。

■autosport.com - MotoGP News: Ducati impressed with Hayden
http://www.autosport.com/news/report.php/id/71810
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ドゥカティのテクニカルディレクターである、フィリッポ・プレジオージ(?)は、バレンシアでのテストで、初めてドゥカティのマシンを駆ったニッキー・ヘイデンを見て、今回彼をチームに招き入れたことは、「正しい選択」だったと確信したようだ。

「彼は本当に勇敢なライダーです」プレジオージ(?Preziosi←なんて読むの?)は語る。「テレメトリーを見ても、バイクは恐ろしいほどにウォブルしているのが分かりましたし、それはケーシーのライディングに勝るとも劣らないものでした。しかしそれでも彼は、アクセルを緩めようとはしなかったのです」

「私は確信しましたよ。"我々は正しいライダーを迎え入れた!**"とね」


**さらに意訳すれば「こりゃあ良い買い物をしたぜ!」って感じだと思う(笑)

さらにプレジオージは、チームメイトとなるストーナーとヘイデンとの関係についても次のように述べた。

「彼らが出会った最初の瞬間から、二人の間には素晴らしいリレーションシップがあるように見えました。二人とも同じ言葉(英語)を話すということも、それを助けたのでしょう」
「彼ら二人の組み合わせが、かつてのドゥカティライダーたちとの組み合わせより良いのか悪いのかは分かりません。しかし、確かに今回のこの二人のコンビはとてもバランス(ハーモニー)が取れていると思います」

プレジオージは、新開発のエンジンに、カーボンフレームを採用した、新型のGP9のテストについても説明する。

「私たちは、(新型のGP9のテスト投入には)ちょっとだけ心配していました。なぜならそれは、テストライダーのグレアスキ以外誰もまだコースを走らせていませんでしたし、それをいきなりバレンシアでケーシーにテストさせることになったからです」

「インスタレーションラップ(マシン組み付け直後の準備走行)を終えたグレアスキは、マシンの状態について、とくにエンジンのスムーズさとそのプログレッシブな特性については従来型を上回っていると言ってくれていました」

「幸いなことに、ケーシーもそれをとても気に入ってくれました。搭載燃料の制限があるのに、従来型と同等のエンジンパワーを発揮しているのです。我々は空力の向上と各部のフリクションの低減を志した開発をしていますから、この先きっとその十分な効果を確認するでしょう」

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ストーナー+ヘイデン+GP9の組み合わせは完璧。チーム内の結束も固く、来季を遠く見据えての開発も順調に進んでいる様子のドゥカティである。なによりこうしたインタビューで出てくるコメントが軒並み明るい感じなのが好感できる。もし結果が伴わない状況に陥ることがあったとしても、こうした前向きな明るさを持つチームであれば、きっと困難を困難と感じることなく、楽しみながらその問題を解決していくことだろう。

来季のドゥカティ、侮れない存在になりそうである。

800ccは退屈なマシンなり。

トラクションコントロールを筆頭とした、各種の電子制御技術の進化が著しく進む現在のMotoGPマシンについて、ロッシが痛烈な批判と警鐘を鳴らしている。

■autosport.com - MotoGP News: Rossi: Electronic aids make bikes boring
http://www.autosport.com/news/report.php/id/71809
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「正直言ってね、排気量が800cc化されて、マシンは退屈になったよ。前の990ccのやつに比べたらね。」とロッシ。「どうにも電子制御がちょっかい出しすぎでさ」
「でも、いまや電子制御の仕上がり具合でレースの結果が完全に決まっちゃうでしょ。(これはどうだかねと思うんだけど)」

「特にこないだのバレンシアみたいに、走れるラインの選択肢がまったくないような糞コースだと、それ(電子制御の仕上がり具合)が顕著に現れるんだよ。いったん前走者の後ろについちゃったら、抜き差しなしの縦列状態で、レースの最初から最後まで走る羽目になっちゃうんだ」 

それがこの2年、ロッシが以前のようにラストラップで前を走るライダーに仕掛けて勝負を決められなくなった理由だ、としている。「そりゃもう最悪だよ。この先を憂っちゃうよ僕は」

「シングルタイヤルールが(マシンの差を埋めるという点において)この問題の解決になるかといえば、僕はそうは思わないよ。何度でも言うよ。技術の進歩はすばらしいものに違いないが、でも現状の電子制御は行き過ぎだ。そして、来年はこの状況はもっと"悪く"なるだろう」

「まあそれでも今年はいくつかグッドレースがあったしね。でもやっぱりバレンシアみたいな糞コースは、レースのショーアップの点からしてもよろしくないよ(←よほど嫌いなコースらしい:笑)」
(中略)
「エンジニアはまあよく電子制御のことについては考えてるよ。そのおかげもあって、ビッグパワーを発揮して、アグレッシブに走れている面があるのは認める。」
「僕らは、本来マシンが発揮するパワーを損なうことなく、もっとスムーズなパワーデリバリーを求めてるんだ。でもどうやらエンジニアはそのことを聞く耳を持たないみたいだね!」

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トラクションコントロールの過剰な制御がうっとうしくて仕方ない様子のロッシ。「マシン本来のパワーを使わせろよこのやろう!ちょっとくらいマシンが暴れようがタイヤが滑ろうが、それはこっちがコントロールするべき仕事だろうが!」ということらしい。

現行の800ccのマシンが発揮する馬力は、220〜240馬力とかそのあたりらしいんだけど、確かにそれは市販車からすれば強大なパワーだとはいえるが、レーシングスリックを履いたGPマシンなら、さほど問題になるようなものでもないような気がする。(だってリッターSSなら、市販車だって180馬力越えてるんだよ。800ccとはいえ、それに+50馬力くらいで大騒ぎするようなものでもないと思う)
ロッシは、その「限られたパワー」が、電子制御の名の元に、奪われてしまっていると感じているようだ。

僕はトラクションコントロールつきのバイクには乗ったことはないのだけど、それがついてる四輪車なら乗ったことがある。確かに過剰なパワーをかけたりして、タイヤがスライドしたときにトラコンが介入すると、とたんにマシンパワーが奪われたような感覚になる。あれは、単純にタイヤグリップを回復させるには確かに効力があるのだろうけど、ドライバー(ライダー)としては、意図的に大パワーをかけて過剰なスライドを誘発させ、コーナリングをすることだってある(というかレースだったら大体がそうだ)のだから、そこでマシンの方で勝手にパワーをカットしたりすると、乗ってる方としては、マシンコントロールの一端を奪われた気分になって不愉快だ。ここでもうちょっとテールアウトするだろうと思ってるところでトラコン入ると、荷重コントロールができなくなってライディングなりドライビングが混乱する瞬間が絶対に発生する。

技術の進歩はすばらしいものだが、それが本来発揮できるライダーのパフォーマンスを奪ってしまっては本末転倒。ただ、トラクションコントロールには、安全性の向上に寄与する部分もあるので、一概に「すべて廃止せよ!」とは言いにくい面もあるが、ライダーが得るべき走る喜びを代償にしてまで、それの過剰な介入を許すべきではないと僕も思う。

ロッシはきっと、2ストローク500cc時代のあの刺激を求めているのだろう。「初めて500ccに乗ったときは、ファック!って感じだったよ!」映画のファスターの冒頭で、彼がそう語っていたのが思い出される。

さーて、ヤマハの2009年型M1は?

※2009年型のR1じゃないよ、M1だよ。YZR-M1の話(笑)

08年の最終戦が開催されたバレンシアの地で、引き続き行われている来季09年に向けてのMotoGP合同テスト。ヤマハ陣営については、写真とか見る限り、09のM1は、がちがちのキープコンセプト。大きな変更はないねいまんとこ。傍目明確に比較できる素材がないけど、フロントのキャスター減らしたかな、とはちょっと思ったけど。あとは中身。エンジンパワーとその制御について、たぶんさらなるブラッシュアップが図られるものになるのだろう。

■Valentino Rossi happy with 2009 Yamaha debut - MCN
http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/mcn/2008/October/27-31/oct2808-rossi-pleased-with-2009-debut/

「今回のテストでは09モデルのM1に乗ることができたんだけど、初乗りの印象は"いいねっ!"って感じかな。ヤマハはいい仕事してるよ。コーナーからの脱出加速を高めるためにちょこちょこ改良を加えてるところだけど、まだちょっと詰めが足りないかな。でも開発の方向性については正しい方を向いてるよ。いまはそれが重要なんだ」とロッシ。「ワンメイクとなったブリヂストンタイヤも問題ない。グリップが落ちてるんじゃないかと思ってたんだけど、みんな速く走ってるし。まあこれは前日のレースよりもトラックコンディションが良くなってるせいもあるけどね。先々、別のコースに行ったときにどこまでBSが的確に対応できるかについては問題もあるかもしれないけど、いまんとこ僕自身は、ワンメイク仕様で供給されたタイヤについてはハッピーだよ」

うむー、マシンも変わってないし、ロッシも機嫌よさそうだし、上記のコメント以外、僕もあんまり付け足すことないかな。もうひとりのヤマハライダー、チームメイトのロレンソについては以下。

■Lorenzo 'really happy' with one tyre rule. | MOTOGP News:crash.net
http://www.crash.net/motorsport/motogp/news/171106-0/lorenzo_really_happy_with_one_tyre_rule.html

「タイヤがワンメイク化されたことはハッピーだよ」とロレンソくん。「なんたってみんながみんな同じタイヤで走るわけだからねw」
「今日のテストでは、バイクについては来季用の新しいパーツをいくつか試して、バイクに対する正しい理解とさまざまな情報を集めているところさ。何周かは良いラップタイムも刻めたことだし、今日のところはトテモシヤワセだよ」


こちらもなかなかに上機嫌のロレンソくんだけど、初日のテスト走行では左コーナーのターン12でスリップダウンの転倒を喫したとか。幸い怪我もなく、「まだ冷えてるタイヤでスロットル開けすぎちゃった(テヘ)」ということだけど、やはりロレンソくんは右コーナーでのフロントからのスリップダウン、左コーナーでのアクセル開けすぎでの転倒(ハイ&ローサイド)という傾向があるように見受けられる。タイヤがミシュランからBSに変わったことで、そのあたりのリスクが軽減されればいいのだが、そうでなければ彼は今一歩、自分のライディングスタイル(の癖)についても理解を深める必要があるのではないだろうか。速さは間違いなくあるのだ。それをすべてフイにしてしまう転倒を避けるにはどうしたらいいのか、もう少し改善が必要なところだろう。

滑り出しは順調?

オフテストの調子の良さっつーのはあんまりアテにならないからね。その辺は十分に割り引いて各ライダーのコメントを受け取らないといけないけど。

早速はじまりましたよ2009年に向けたテストが。その中でも注目は、やはりドゥカティ陣営の動向。

■S.ジベルナウ:「初日としては完璧だったと言うこと」 | The Official MotoGP Website
http://www.motogp.com/ja/news/2008/Gibernau+gets+resettled+into+MotoGP+action+in+comeback+test

■N.ヘイデン:「初テストは思っていた通りだった」 | The Official MotoGP Website
http://www.motogp.com/ja/news/2008/Elated+Hayden+says+first+Ducati+test+exactly+as+expected

■MotoGP情報ニュースサイト インテリマーク − 2009年度体制となったバレンシア合同テスト1日目の走行結果
http://www.intellimark.co.jp/2008/articles/news20081028001.html

ジベルノーについては僕はいまんとこノーコメント。この人が何を狙って復帰してきたのか、かつドゥカティがどのあたりの成績を求めて採用したのかがよくわかんないからね。

注目すべきは、2番目の記事にあるドゥカティ+BSを初ライドした、つい前日までホンダのRCVに乗っていたヘイデンのコメント。

〜「初めてのコースインを終えて、ボックスに入った時に、弟(トミー)に言ったんだ。どんだけ、ケーシーにお金を払っているのか知らないけど、充分ではないね!と。バイクはまるで野獣のようだから、今の2倍は払わないといけない。」(MotoGP公式訳)〜

えー、ニッキーがさりげなくギャラアップを要求してるのに合わせて、これでドゥカティの乗りにくさがまた改めて証明されたということで(笑) なんだろな、パワーデリバリーが唐突なのかな。ストーナーのこれまでの走り見ていても、コーナーアペックスあたりでのアクセルの開け始めでの挙動が不安定なのは見て取れたので、ピーキーなエンジン特性なのかねとは思っていたけど。

※ストーナーってなんとなく昔のスペンサー的なピーキーなパワーカーブを好むみたい。

カピロッシも昔ドゥカティに乗ってたときは、レース終わると骸骨みたいにげっそりやつれちゃってたりしたので、ドゥカティのGPシリーズは、本気で乗りこなすには体力が必要なバイクであることは間違いないみたいだ。ニッキーはガタイもがっちりしてるし、体力的なスタミナはあまり問題ないような気もするけど、彼の場合は気力が先に折れることが多い(ダメとなるとすぐにあきらめる)から、それがどうだかね。あと、エンジン特性としても、ニッキーの使うスライドは、ストーナーよりは緩慢で、かつコーナーを脱出した後まで長々と続くので、そうした場合にはトルクピークからパワーピークへの受け渡しの部分がもう少しなだらかな方が乗りやすいはずだ。車体的には現状の写真を見る限りは、ヘイデンの乗り方からしたらフロントが低すぎるはず。あと問題なのはマシンのカラーリングか。いくらテストとはいえ、あそこまで露骨な星条旗て。ジャック・バウアーのパンツかと思った(笑)

ま、それでも二日目のウェット路面ではトップタイム出したりしてるようなので、ニッキーがいまが一番乗れている時期であるのは違いないようだ。まだこの先もテストは続くし、問題は来年の開幕戦で、自分とマシンが相対的にどの位置に収まることができるかってことだから、しばらくは新しいマシンと環境に自分を慣らすことのほうが、一発のタイムを追求するより大事なことになるだろう。

今年ももうおしまい。

レース追ってるとまあ毎年1年が早いんだ。今年のMotoGPもあっさりと、実にあっさりと、最終戦バレンシアが終わってしまった・・・。

■C.ストーナー、今季の幕を閉じるポール・トゥ・フィニッシュ! | The Official MotoGP Website
http://www.motogp.com/ja/news/2008/Stoner+strolls+to+sixth+win+of+2008+in+Spanish+sunshine

毎度のストーナー完勝パターンのレースで、見てるこっちは退屈至極という例のやつで・・・。最終戦(くらい)は、4、5台のマシンでのくんぞほぐれつの大バトルを期待したのに、まさか、、、そんな・・・。

予選を見る限り、今回こそはニッキー・ヘイデンの真に覚醒した走りが見られるかと本気で期待していたのになんだい、と思っていたら、決勝当日のウォームアップで転倒して、メインのレースバイクを失ってしまっていたことが影響したらしい。

■autosport.com - MotoGP News: Hayden rues costly warm-up crash
http://www.autosport.com/news/report.php/id/71760

この人は、こういう感じでどこかついてないというか間が悪いというか詰めが甘いというか抜けているというか・・・。

「都合3つのFPでトップタイム記録したりして、僕らの週末はまるで"おとぎ話"みたいなスタートだったんだよ」とヘイデン。
「昨日の午後(予選日)では3番手でフロント・ローを獲得していたというのに、今朝のウォームアップで大失敗しちゃってさ。ターン9でフロントを失って転んじゃったんだ。たぶん路面温度がフロントタイヤを機能させるにはちょっとまだ低かったんだろう」
「だもんだから、僕はレースバイクを交換する羽目になっちゃって。。。チームクルーはやれブレーキキャリパーじゃねスイングアームじゃねなんじゃねを、スペアバイクから移植する作業をしてくれたんだ。なぜならスペアバイクはフィーリングがスムーズじゃなかったから、メインバイクで使えるところは残して、だめになっちゃったとこだけを移植する必要があったんだよ。」
「そうやって出来上がったニコイチバイクは、悪くはなかったんだけどそれまで使ってたメインバイクのフィーリングには及ばなかった・・・でもこれは僕のミスなんだ」

「決勝ではスタートミスっちゃって、おまけに周りの連中はまあ序盤から速いペースで飛ばしまくるわで僕は自分のリズムを取り戻すことができなくて・・・。唯一よかったのは、ホンダのマシンを速くするセットアップを見つけて最後のレースを終えられたことだったよ」

「今週末、僕はハードに走った。そしていまは、また違う目標に向けて何かを始めようと思ってる。とにもかくにも、これまで僕を支えてくれてホンダ、ミシュランをはじめとしたチームスタッフのみんなには感謝の言葉を述べておきたい。彼らは僕をワールドチャンピオンに仕立てあげてくれた。そのことには本当に感謝してるよ」


今シーズン終盤のヘイデンは、まるで何かの呪縛から解き放たれたかのように光る走りをみせてくれていた。今回も、望む勝利には届かなかったものの、これまでの鬱屈した、横にスライドするばかりで前に進めない走りから、確実にマシンをトラクションさせ、バイクを曲げつつ加速する、新たな境地に到達したように見えた。※あれは最終コーナーだろうか?予選セッションのアタックラップで、バレンシアのコースの長々とした左ベントを、リヤタイヤを外に振り出しながらもステアリングは「イン」に向けたまま、ひたすらアクセルを開け続けて曲がっている姿には、正直ちょっと感動した!

来季はドゥカティに移籍するヘイデン。マシンが変わり、環境が変わることが、果たして彼の走りにいかなる変化をもたらすかに注目したい。

[ロッシの最終戦は消化不良・・・]

ロッシは今回は見せ場なし。もちろん予選10番手から決勝の3位表彰台はさすがロッシとは言えるけど、これは予選初日、なにやら原因不明の体調不良で調子をつかむことができず、それで集中力を失ったか、あげくウェットのFPで転倒。そこでの立ち遅れが結局予選の不振につながり、決勝でのあの間延びした展開につながってしまったことは反省材料として残る。まあワールドチャンピオンにケチつけたってしかたないんだけど、ニッキーともども、ストーナーの独走を許した責任の一端はあるはずである。

[ロレンソは、たぶんまた、"転ぶの怖い病"・・・]

今回はロレンソは元気がなかったねぇ。予選も後ろの方で、決勝も中段争いするのが精一杯で、中野選手にすら届かなかったし・・・。走りを見てると、ちょっと転倒を怖がってるというか、なるべくバイクを寝かさないで走ろうとしてるんだろうけど、そのせいでマシンの旋回性の出るリーンアングルが使えてない感じだった。特に今回のバレンシアみたいに、旋回が深く長く続くコースだと、まずはマシンを先ににしっかり寝かせて曲げてしまったあとに加速させるようにしないと、あのような中途半端なリーンアングルをいくら継続してもマシンの向きは変わらない。(それで旋回性を補おうとして上半身を大きく落として走れば、ステアリングが外に切れてさらにマシンは曲がらなくなるのである)

ロレンソもヘイデン同様、今回がミシュランでの最後のレース。来季のBSワンメイクは、たぶんロレンソ的には有利に働くこととは思うけど、へたにいまのロッシにあったタイプのタイヤが来季のコントロールタイヤの元になってしまった場合には、ちょっと苦労するんじゃないかと思う。縦横のグリップの使い方とフロントとリヤの依存具合が、ロレンソとロッシじゃ正反対だからね・・・。

いろいろ細かい話題ひろってるときりがないけど、とりあえずこれで今年のレースも終わりである。みなさんお疲れ様。でも次は休みなく来季のマシン&タイヤテストが控えてる。興味はすでにそっちに移ってる(笑)BSワンメイクでの来季シーズンを占う意味でも、これからのオフテストはこれまでになく存外に重要なものになりそうである。

シングルタイヤルールは誰が得をするのか。

結局のところ、どんなルールを採用しようが、完全なイコールコンディションでのレースは難しいってことか。

■Single tyre - nothing to fear? | MOTOGP News | Crash.Net
http://www.crash.net/motorsport/motogp/news/170789-0/single_tyre_-_nothing_to_fear.html

ちょっとしんどかったけどがんばって全部読んだ。

来季からBSのモノブランドによるシングルタイヤルールが採用されるMotoGPクラスだが、もしそのタイヤが(現状のBSの実質トップライダーである)ロッシの意向を反映したものになっちゃったとしたら、ロッシ以外のライダーには対応できないだろうと。→ロッシの好むタイヤと乗り方があまりにも特殊だから

また、来季から1レースに持ち込めるタイヤの数が、現行の40本から20本に半減されるというのも問題じゃないかということだ。BS側は対応可能と踏んでいるようだが、コース(およびその時々の天候)にあわせた温度レンジのタイヤを、果たしてその限定された本数の中で外れなく用意できるのか。

さらに、プロトタイプ選手権であるMotoGPだが、タイヤがワンメイク化されれば、おのずマシンもそのタイヤにあわせた開発とならざるを得ず、となると、マシンの開発要件がタイヤのスペック側に引っ張られすぎやしないか(全メーカーのマシンが押し並べて均一化されてしまうのでは?)というのも危惧される点ということだ。

今季までの間でBSタイヤを使用したことのあるメーカー(チーム)については、そうじゃないメーカーに比べたらアドバンテージがあることになるので、それはタイヤ一本化による公正化という点からすると若干疑念が入る部分もあると。

もっとも、MotoGPに先行して、シングルタイヤルールが採用されたワールドスーパーバイクを見れば、上記のようなある種の結果の偏り(特定のライダー:ロッシにしか勝てないとかタイヤとのマッチングに成功した特定のバイクメーカーしか勝てない)という状況になるとは考えにくいだろうと先の記事では結んでいる。注目点としては、F1に同じくMotoGPでも、どのライダーがどのタイヤを装着したかが傍目で見てわかるように、たとえばソフトタイヤに白線を入れる等の処置がされるかがどうなるか、ということだ。

ふむふむなるほど、ということでとりあえず参考にしておく。いずれにしても、タイヤのモノブランド化でレースがどう変わるのかについては、実際のレースを見てみないとなんとも言えん。それが存外に白熱したレースを生み出したとしたら、僕の心配は杞憂に終わるだけだし、もし退屈きわまるレースになったとしたら、そんなレースは見るのをやめればいいだけのことなのだし。

しかしこうなるとみんなBSの顔色伺うのに必死なオフシーズンになりそうだな(笑)

使える?使えない?

僕のインチキ英文翻訳よりは役に立つだろうか?

■複数の翻訳サービスの結果を一発で確認 - ビジネスABC
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081020/105927/

■Cross Translation::色々な翻訳サイト・翻訳サービスの一括、横断翻訳(英語)
http://sukimania.ddo.jp/trans/

僕も英文のレース記事読むとき、意味がつかみにくい文章に当たったときは、こういうサービス使うこともなくはない(あまりない)けれど。

試しに、この記事の中の一文を入れてみる。

■autosport.com - MotoGP News: Injury hampers Stoner's progress in race

http://www.autosport.com/news/report.php/id/71606
〜I had no feeling whatsoever from my injured hand today, it just wasn't working," he said. "It meant I had to put all the pressure on to my right hand and in such physically demanding conditions it was really difficult〜

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powered byYahoo! 翻訳
私は今日私の傷ついた手から全く感覚がありませんでした、それはちょうど働いていませんでした」と、彼が言いました。「それは私が私の右手にすべての圧力を置かなければならないことを意味しました、そして、そのような身体的に大変な状況では、それは本当に難しかったです

powered byExcite 翻訳
「私には、今日、感じでないのが負傷している手から全くあって、ただ働いていませんでした。」と、彼は言いました。 「私がすべての圧力を右手にかけなければならないことを意味しました、そして、そのような肉体的に過酷な状態では、本当に難しかったです」

powered byLivedoor 翻訳
私は今日、害された手から感情を少しも抱きませんでした、それはちょうど作動していませんでした。」彼は言いました。「それは、私が右手上への、およびそれが実際にだったような物理的に要求する状態の圧力をすべてかけなければならないことを意味しました、困難

powered byinfoseek 翻訳(関西弁)
わいは今日わいの傷つおった手からまるっきし感覚がおまへんやったちうわけや。ほんで、それがちょうどwasn\'t作業(\)やった」と、彼が言おったんや。\"Itはわいがわいの右手にすべての圧力を置やろかければならへんことを意味したんや、ほんで、そのような身体的にエライ状況では、それはホンマに難しかったや

powered byvil-net
私があった感覚私の負傷した手から今日はまったく、それは丁度作用ではありませんでした「、彼は言いました。」それはIを意味しました私の右の手に続けてすべての圧力を付けなければならないそしてそのようなに物理的にそれが本当に困難である状況を必要とする

powered bySo-net翻訳
I は今日、害された手から感情を少しも抱きませんでした、それ、ちょうどwasn\'tワーキング、\」彼は言いました。\」それは、Iが右手上への、およびそれが実際にだったような物理的に要求する状態の圧力をすべてかけなければならないことを意味しました、困難

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自動翻訳もいろいろだなあ(笑)比較的まともなのは、Yahoo!翻訳とinfoseekの関西弁翻訳か。ちなみに同文章を僕が訳すとこうなる。

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「今日は僕の問題を抱えている左手首は、まったくの"ノーフィーリング"でね、ぜんぜん使い物にならなかったよ」とストーナーは語った。「それはすなわち、レース中にかかる減速Gのすべてを、残る右手一本で受け止めなくてはならなかったというわけで、正直それは肉体的には、かーなーり、キツかったよ」
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ときどき、海外記事の翻訳文を、意訳と称して機械翻訳の文章をそのまま貼り付けている人いるけど、ありゃあどうなんだい。もちろん機械翻訳に通すひと手間かけてくれてることには感謝するにせよ、ぜんぜん意味の通じない日本語載せられても、それをまた正しい日本語に「翻訳」する手間がかかるじゃんか。見てるこっちはありがた迷惑って感じがすんだけど。まあ、僕のインチキ翻訳も、見る人が見ればあまりに原文から飛躍しすぎていて、イライラするとは思うけどさ(笑)

僕の英文翻訳は、趣味と実益を兼ねた暇つぶし。レースで使われる言葉なんて語彙がすごく限られているし、言ってることも毎回それほど変わらないから、しばらく眺めていれば、その意味くらいはなんとなくでもつかめる。ライダーの話す英語なんて、みんな第二外国語としてしゃべってるだけだから、そもそもがそんな難しい物言いにはならないしね(ロッシの英語の発音なんてまるでイタリア語だしw)。これが政治経済の記事を同じように訳せと言われたらちょっと無理だけど。

えー、それでは本日のレースについて。

一言で言うなら、「ロッシのペドロサいじめふたたび」(笑)

■MotoGP第17戦マレーシアGP:レース情報 | ヤマハ発動機株式会社
〜ロッシ今季9勝目を飾る〜

いつかどこかで見たレースって感じ。ペドロサ、BSにタイヤ履き替えてのポールポジション奪取。決勝もロケットスタートで逃げを打ったが、ロッシに後ろにぴたりとつけられたら、あとは「いつも通りの展開」。Dani is suck. 彼の勝ち方、そしてロッシと絡んだときの負け方はいつも同じだな。速いが、弱い。彼の世界タイトルへの道のりは、ロッシがいる以上は厳しい時代が続きそうだ。

ロレンソは今シーズン何度目だの転倒。幸い怪我はなかった様子だったけど、彼は右コーナーでイン側のヒジでステアリングをロックしちゃうクセをなんとかしないと、この先も延々同じような右コーナー進入でのスリップダウンをくり返してしまうと思う(彼は右コーナーでのスリップダウン:ターンインでのステアリングロックと、左コーナーでのハイサイド転倒:ラフなスロットル操作のパターンばかりだ)。怪我から復帰して好調を取り戻した後も、ライディングには相変わらずのクセが残っていたので大丈夫なのかなと思っていたら、案の定また転んだ。(→今回の転倒はタイヤのマッチングが悪かったせいだ!とはレース後のロレンソの弁)

決勝中の見どころは、ヘイデンとドの字(ドビチオーゾ)の3位争い。結果はドの字に軍配だったが、ヘイデンもよく頑張った。来季のシートが危うい中野選手、5位フィニッシュだが、走りのアベレージは高いけれど、ガッツやチャレンジがいまひとつ感じられない走りなのが残念(予選の順位とタイム差を考えれば大善戦ではあるけれど)。攻めて転ぶよりは安定フィニッシュという意識が強すぎる。ストーナーはマシンのバランスに難ありの様子が見て取れ(リヤ荷重が足りないと後ろを下げすぎ)、6位。ロッシ、ペドロサと同じBSライダーが上位に入ったことからすれば、面白くないレースだったことだろう。(→今回走りがいまいちだったのは、持病の左手首の状態が悪かったせいだ!とはレース後のストーナーの弁)

これで今年のレースも残すはあとひとつ。26日のバレンシアのみとなった。すでにタイトルを決めているロッシの勝利へのモチベーションは未だ衰えることがない。来季の熱闘に期待を持たせるためにも、そんなロッシとガチで勝負を挑み、フィニッシュラインまで続く争いができるライダーの登場を願いたいところである。

[すでに既定路線の物事には意味がないので無視する]

来季のタイヤワンメイクブランドにBSが決定と。ふうん。いまさらどういう言ってもしかたないしね。当面は動静を見守ろう。しかし一時が万事。イクイップメントのモノブランド化が進めば、いずれは各メーカーの参戦意義を奪うことになるのは明白。この流れを良い意味で断ち切ることはできないものか。レースとは競争である。その唯一絶対の純粋真理について、観客も含めた全員が今一度考えを巡らせる必要があると思う。

こいつは何を言ってるんだ?

ごめん、なんでいま時期になって、こいつが急にこんなこと言い出しているのか、その意味がわからない。

■Puig blasts Hayden. | MOTOGP News | Crash.Net
http://www.crash.net/motorsport/motogp/news/170163-0/puig_blasts_hayden.html

■autosport.com - MotoGP News: Pedrosa's manager slams Hayden
http://www.autosport.com/news/report.php/id/71221

プイグって誰って思ったら、アルベルト・プーチのことか。いまはペドロサのマネージャーなんだ、プーチって。僕の中だと、アルベルト・プーチったら、125だか250で泣かず飛ばずのライダーだったという印象しかないんだけど、なんか知らぬ間に大物ズラしてやがんのな

プーチ、ヘイデンのセットアップ能力はくそだ、やつはペドロサのセッティングのコピーで走ってやがんだ、いまはピットが(互いに使っているタイヤが違うので)壁で仕切られているけど、それでヘイデンはペドロサのセッティングデータを盗むことができなくなっちゃったから、さぞや困っていることだろう、って。

なあ、馬鹿だろこいつ。なんでこんなアホな言動するやつがレースの世界で大物ズラしてんだよ。こないだのフィリップアイランドでのヘイデンの走りは立派だったよ(ペドロサは1周目の2コーナーで転倒)。もてぎでだって一時はトップタイムたたき出していたし、インディアナポリスだってペドロサより上位でフィニッシュしてんじゃん。なのになんでそれでヘイデンがこいつにここまで文句言われなきゃいけないんだよ。むしろペドロサとピットが分かれてから後の方が、ヘイデンは急速に成績を戻しているじゃないか。これはむしろ、二人のピットボックスが分割されたことで、ペドロサ(に加えてこのくそプーチ!)のノイズが遮断されたことが、ヘイデンにとって功を奏していることの証明だろう。

僕は別にヘイデンのファンじゃなかったけど、今回のこの馬鹿プーチの発言見て、とたんに彼のことを擁護したくなったよ。おうヘイデン、もう絶対ペドロサなんかに負けんなよ。こんなアホな発言するやつを親分に据えてるやつなんか、結果で見返してやれ。来年はドゥカティに移籍してしまうけれど、それは君にとってはとてもよいことだということがこれではっきりした。

僕はこういういわれの無い中傷や口汚い罵りが何より嫌いだ。僕の好きなレースの世界に、こんな粗野で馬鹿なやつが関わって、しかもそいつがでかいツラしてるなんて許せない。

[追記:良質な記事]

■What is MotoGP? | MOTOGP News | Crash.Net
http://www.crash.net/motorsport/motogp/news/170122-0/what_is_motogp.html

タイヤのワンメイク化に寄せられた提言である。MotoGPとはなんぞや、というのを、今一度みんなでよく考えてみないか、と。このままレギュレーション上、F1の後追いを続けた場合、MotoGPの行き着く先はいったいどこなのか。このままではレース(コンペティション)ではなく、単なる「スポンサーの集金装置」になってしまわないか、と。

考えるところは多いが、いくら考えても正解はないと思う。And so it goes。人生のようにレースの世界も流れていく。
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