モーターサイクル>ネコ>ゲーム。僕の人生いまのところまあそんな感じ。この先もずっとそうかは分からない。web2.0時代に抗うかのように、1.0コンセプトを貫き通すBLOG。

F1

認めたくないものだな、若さ故の・・・。

・・・なんでもかんでもガンダムのせりふに置き換えるのやめろ(笑)

MotoGPはまだ最終戦が残ってるけど、F1は一足早くブラジル・インテルラゴスサーキットでの最終戦を終えた。

>【速報】F1最終戦結果、消えかけた逆転タイトル(インテリマーク)

あまりにもいろんなことがありすぎのレースで、逆に感想もなにもない(笑)僕は頭が悪いので、レース中のポイント変動の激しさにはまったくついていかれなかった。まさかのフェラーリ・ライコネン、大逆転でのタイトル獲得である。シーズンをリードしてきた脅威の新人(新人?)ルイス・ハミルトンは、その若さ故に自滅。参戦初年度でのタイトル獲得の夢は露と消えた。

・・・というのは暫定的?なんでもハミルトンの前でゴールした数台のマシンに、燃料に関する規約違反があったとかで、マクラーレンが提訴中なんだとか。

>ハミルトン 「裁判所ではなくトラックでタイトルを勝ち取りたい」(F1通信)

ハミルトンの言うことはごもっとも。少なくとも前戦の中国で、あのピットロード入り口での信じられない「亀の子リタイヤ」さえなければ、今回の最終戦だって普通に走るだけでもっとあっさりタイトルを獲れただろうに、それをふいにしたのはひとえに彼の若さと勢いがあるが故のこと。シーズンを戦い終えて、ハミルトンはそのあたりを痛いほど噛みしめていることだろう。来年以降の彼の活躍に期待・・・だけど、今年タイトルを獲れなかったことが後々に響かないといいんだけどね。シーズンには流れがある。序盤あれだけ圧倒的なアドバンテージを築いておきながら、結果としてタイトルが獲れなかったというのは、せっかくの運、気の流れみたいなものを生かせなかったということで、これが彼を「運のないドライバー」にしてしまうきっかけにならなければいいと思う。チャンスは生かさなくては意味がない。ハミルトンが来年も同じような速さを見せ付けられるという保証はなにもないのである。(もっとも、参戦初年度でこれだけの活躍をすればその才能にも速さにも文句のつけようもないのだが(笑)

しかしF1はレースそのものよりもそのほかの周りを取り巻く政治的な動静があまりに雑多で激しくて、見ていて疲れちゃうね。今回だって勝った負けたでいえば、違反があってもなくても結果ハミルトン(とマクラーレン)は負けであり、その事実をこうしたことで曇らせてはならないと思う。※もちろん規定は規定だが。

あとチームメイトの誰と誰が仲が良いとか悪いとかさ、小学校の仲良しグループじゃないんだから(笑)仮にも世界最高峰のプロフェッショナルスポーツなんだから、そこにかかわる人は(例えそれが多少四角四面の社交辞令に見えたとしても)それにふさわしい、プロとしての振る舞いや言動をすべきだと思うね。スポンサーへの心遣いある発言とか、一緒に働くチームスタッフへの思いやりとか・・・。いや、これはプロうんぬんというよりは、「人として」の振る舞い方か。僕が見たいのはプロフェッショナルの行うレースなのだ。僕は個人的にあまりどろどろとした人間関係やその心情の内側をダイレクトに見せられるのが苦手なので、このインターネット時代、そういうことがらに関する情報を意識的にカットするのが結構大変である。

擁護すべきか。

確かに嫌らしいことやってやがるなあとは思ったけどね。

>ハミルトンのドライブに悪評続出(F1ニュース)
>マーク・ウェバー、ハミルトンの不安定なドライビングを批判(F1通信)

僕がテレビで見ていた範囲だと、ありゃあ「ギリギリ」だったかなあ。ギリギリセーフ。ポールポジションを獲得したメリットを活かすにはああいうかたちでのSC先導以下のコントロールをやるというのは戦略上あるだろうし、言ってみれば「駆け引き」の範囲に、本当にギリギリおさまるものだった、と思う。交通事故でも悪いのは100%追突した方に責任が及ぶわけだし。競輪で、銅鑼が鳴る前の駆け引きみたいなものだろあれって。

ご親切にこういう記事がすでにあった。

>FIA 2007年F1競技規約:セイフティー・カー 第40.10条(F1通信)

あくまでこの文章を額面どおりに受け取れば、あの日ハミルトンが取った行動は非難されるべきものではない。ただ、あの前がほとんど見えないようなハードウェットの状態で、あそこまで露骨な急減速を行うというのは、いくら冷え切ったタイヤとブレーキを暖めるためにしても「危険」で「やりすぎ」だった。それはもう間違いなく。ハミルトンはああいうやり方で後続を混乱に陥れようという意図も事実あったんだろう。自分も追突されるリスク込みだが。

ただ、スポーツマンシップに則り、という部分では首をかしげるけどね。大人気ないというか、まあ初タイトルかかったシーズンでなりふりかまっちゃいられないんだろうけど。

僕はここまでハミルトンを応援してきたけど、先日の富士の走りを見て、ちょっと気持ちが引いたのは事実。なんだかねえ・・・。

※結局本件でのハミルトンへのペナルティはなしということで決着したらしい。まことしやかに日本GPでのポイント剥奪とかリザルトに25秒加算(4位へ降格)とかあったけどいったいなんだったのやら。

ちなみに明日のF1上海決勝は台風直撃に見舞われるようで、2週連続の豪雨のレースとなるようでご愁傷様・・・・。てか台風直下でレースやるかな。さすがに今回は中止するのでは・・・。日本だったら翌日も祭日だから順延もできたろうけど。。。

誰がためのF1か。

引っ張って悪いけど、観客にとっては地獄以外のなにものでもなかったこないだの富士のF1。驚いたことに、チームや関係者には評判がいいらしい。

F1通信:日本GP裏話
富士スピードウェイ
〜日本GP 富士スピードウェイ僕らが滞在した4日間、偉大な富士山が雲から出てくることはほとんどなかったが、サーキットと施設は、僕を含め、僕が話を聞いたF1チーム・メンバーからは絶賛された〜|

〜富士は、安っぽい装飾に馬鹿げた資金を浪費することなく、広いガレージ、ゆとりあるパドック・クラブ、スポンサー施設、清潔で正しい場所にあるコンクリート製のトンネル、常設屋根のあるグランドスタンド、機能的なレース管制に資金を使った〜

F1通信:富士のパドックライフ
〜F1パドックは、新しい日本GP会場が以前の鈴鹿に比べて見劣りするのではないかと不安を抱えて日本に到着した。(中略)しかし、全くそうではなかった。
サーキットまでの道のりはトラブルもなく、週末の大部分はよく組織化されていた。近隣の御殿場市は、素晴らしいレストランの宝庫だった(スパイカーの技術責任者のマイク・ガスコインは、あるイタリアン・レストランの常連になった)。そして今シーズン最高のレースで我々をもてなしてくれた〜


これみてはっきりした。こうした関係者への優遇の犠牲になったのが、現地を訪れたのべ数十万の観客だったわけだ。

>一緒に行かなくて、本当に良かったです。(小鳥ピヨピヨ)

この映像には唖然。まるで閻魔大王の審問を待つ魂の群れのようではないか。事実彼らは地獄の業火に焼かれるに等しい仕打ちを受けることになった。

今回のF1を誘致したトヨタ筆頭の主催関係者の狭窄視野には驚かされる。彼らがなすべきものごとの優先順位のつけかたはことごとく僕ら平民の地平からは遠く離れたものだったようだ。

<資本力による言論統制>

今回の富士の惨劇については、主だったメディアでの追求がまったくなされていないが、これはトヨタという一大スポンサーのただならぬ影響力の大きさを物語っている。下手に突っ込んでスポンサーを降りられたら各メディアは経営的な大打撃を食らうからだ。
※そういえば、世界陸上の運営上の問題もまったくといっていいほど一般メディアには上らなかったが、あれもメインスポンサーがトヨタだったな。

あな恐ろしきかなトヨタ。カネと言う軍事力にものを言わせて世界を統制してしまうとは。

僕は自動車メーカーとしてのトヨタとそこで作られるクルマについては一定の評価を持っている人間だけど、そうした立場からみても、今回の一件には眉をひそめる。外面だけを取り繕えればそれでいい?言語道断だと思う。

素人運営の代償。

聞くにおいては現地の状況は本当にひどかったらしいね。

>F1日本GP 『レース見えない』払い戻し 仮設7000席、計3億5000万円(Google 関連ニュース)

これだけにとどまらず、冷たい雨の中シャトルバスに乗るのに4時間待ちとか、その間トイレにいけなくて辺りの草っぱらでのぐそのしょんべんするもの続出とか場内飲食制限で弁当1万円で売ってるとかようやくバスに乗れてもまた大渋滞でトイレにいかれず車内でのぐそのしょんべんとか、もうね、これは人権侵害だと思いますがトヨタの偉い人。ここは災害被災地ですか戦場ですか。そんなひどい目に合わされた観客に対して代金返却は当然。慰謝料請求されても文句は言えないと思う。アメリカだったらとんでもない大訴訟事件になってる。富士F1被害者の会とか冗談抜きで結成されるぜ。鈴鹿が築いた日本のF1グランプリ開催20年の歴史に見事に泥を塗った今回の富士スピードウェイでの顛末。トヨタの馬鹿。ほとほとあきれ返る。これじゃあ金満トヨタの暴挙といわれてもしかたない。

来年の開催が今年よりよくなるのは当たり前。今回の不祥事について、トヨタがその失墜した信頼を取り戻すにはこれから先、とてつもない時間とお金が必要だと思う。自社のイメージアップのために数百億の投資をしたあげくがこれか。片腹痛いわ。

※今回のF1の実際の主催者は以下のとおり。トヨタはそれらすべてを象徴するものとして書いている。

【F1 2007 JAPANESE GP in FUJI SPEEDWAY:主催】
富士スピードウェイ株式会社      【プロモーター】
富士モータースポーツクラブ(FMC)   【オーガナイザー】


別になにかやって失敗するのはかまわないんだよ。ただそれが今回みたいにいちいち致命的だったり復旧不能だったりするのが問題なわけ。A案がうまくいかなかった場合のB案の準備がまったくなされていない。B案がだめだった場合のC案を即時その場でひねり出し、実行指示を与えられる人間がいない&そういう運営組織になっていない。誰もケツを拭く人間がいない。あげくカネを払ったお客にうんこもらさせるとはどういうことだ。

そういえば先日の世界陸上だっけ。あれもまあ運営がひどかったらしいね。さして世間的な話題にはならなかったけど、ボランティア頼りの運営で、誰一人として中心となって責任を取る(指示を出せる)人間がいなかった。決まっているのは、「それをやる」ということだけで、「どうやるか」の部分についてはまったくの無計画。まったくの無責任。

日本ていつからこんないいかげんなことがまかりとおる国になったんだろう。美しい国が聞いてあきれる。というかそういうことを言っていた人が率先して「アベっちゃう」わけだから仕方ないか。

最低でも言いだしっぺが責任取れよ。しっかりやれよ。できないなら端からやるなんて言うな。この国にはいま「しっかりした大人」がいない。だからいいかげんな子供が育つのだ(大人の背中を見て子は育つ)。この状況を真っ当に取り返すのは世紀単位の仕事になるだろう。

僕はそのころにはとっくに死んじゃってるから知らないけどねー。←と無責任(笑)

いやまじでしらねーよ。僕は僕のことだけきちんとやるので精一杯なんだ。

ちょっとぉ、あんた責任取りなさいよ!

いやほんと。現地にいる人たちがこれではいたたまれない。

>F1日本GP、道路陥没で観戦客2万人足止め(F1通信)

今回現地への交通手段を遮断して運営してるのは主催者だからね。それで生じた不都合については言い訳できないし、実際これは不手際極まる事態だろう。責任は主催者が取らなくてはならない。あいにくの雨模様ということもある。露天で逃げ場のない底冷えするサーキットで取り残された観客にしてみれば半ば罰ゲーム、拷問に値する仕打ちである。今回さしてF1に興味はないけど試しに見てみるか、みたいなノリで現地入りした観客にしてみれば「F1なんか二度と観るか!」ってなことにもなりかねない。

初回の運営である程度の不手際が生じるのは仕方ない、次回に活かそうなんてのは、お金払ってわざわざあんな富士のすそ野の山ん中まで行ってる観客を無視した発言だ。もともと富士スピードウェイは山間の不安定な土壌の上にできてるものだ。今回は道路陥没でバス運行ができなかった「だけ」で済んだかもしれないが、仮にそれに観客を乗せた運行中のバスがはまりこんでいたら、それでけが人の一人でも出ていたら、事態はさらに緊迫の度合いを増していただろう。こうした大きなイベントの安全確保というのは、なにもコース上だけに限ったことではない。一事が万事なのだ。カネかけてコース改修しました、イベント開きました、万々歳、ってだけであとのケアをしないというのは許されることではない。というか、些細なことが世間的に影響しやすいモータースポーツの現場なのだ。やり逃げは許されない。関係各位は猛省が必要だ。

[モータースポーツと地元との共生]

いろいろと考えるべきことは多い。

>F1 マシン組み立て作業公開 PR遅れ燃えぬ地元(中日新聞:静岡版)
〜富士スピードウェイのある小山町では、今月に入ってようやく地元向けのPRが本格化したが、町全体の盛り上がりは今ひとつ。町は「住民に迷惑を掛けられない」と渋滞対策を優先させ、まちの活性化策が後回しになったためだ〜 

あげくその渋滞対策が裏目に出た。

F1が開催される小山町にとっては、今回のシャトルバス方式での観客移送が実施されたことで、「地元にカネを落としてもらう」という面での開催メリットはなくなった。通常こういうレースイベントでは、地元のひとは普段使っていない空き地を駐車場として開放したり地元の物産を売ることで多少の収入のたしにできたりするものだが、今回はそれもなし。10万人規模の観客は目の前を素通りするだけ。それじゃあ地元も盛り上がりようがない。

〜3日間で28万人が訪れるイベントを迎えるにあたり、町の対応はバランスを欠いた。富士スピードウェイなどと交通計画を検討する協議会は2003年からあった。これに対し町観光協会や町商工会とともにF1を町の活性化に結びつける「小山町F1日本グランプリ協力会」が発足したのは今年7月だった〜

遅い。

なんとなくこうした状況には同じようなこととして三宅島のバイクイベントの惨状がいまから偲ばれるが大丈夫か。主催者と地元のひとたちのとの意識のズレというか思惑の違い、温度差みたいなものが同様に感じられるのだが。というか三宅島のバイクイベントについては僕は知ったことかと思っているが。11月開催でいまだなんのおおっぴらなアナウンスメントもない。先々の公道バイクレース開催で息巻いているのは、都知事とそれを取り巻く一部のひとたちだけのように思える。慣れない素人運営で勝手なことやって余計な事態を起こすなよ。

[胃の痛くなるレース]

あのコンディションでけが人の出るような大きなアクシデントもなく、無事レースが終了して良かった。

>F1日本GP決勝レース、ハミルトンがポール・トゥ・ウィン(LiveDoorNews)

序盤、セーフティカー先導で20周も大名行列やって、そのまま中止になるんじゃないのと思われるくらいのヘビーウェットののちのレーススタート。僕はテレビの画面見ていて心臓の鼓動が大きくなっていくのを止めることができなかった。いやああれはなかばスタート強行と思えたけど、結果的には中止にしないでよかった、んだろう。ポールポジションの恩恵をどこまでも活かしたハミルトン。前方の視界を遮るもののない特等席で、冷静に悪コンディションのレースをコントロールしていた。最後の最後、フェラーリ勢の頑張りには冷たい雨のレースを熱くしてもらったね。コース上でどつきあいやってたのはマッサとクビサ?プレステのゲームやってるみたいにぶつけながら抜きあい差し合いだよ。あれはテレビの前で爆笑(^_^;。ギリギリのところだったけど、あれもまたレース、なのだろう。いいものを見せてもらった。

しかし今回なによりの功労者は冷たい雨の中最初から最後まで現地でレースを見守っていた観客たちだ。お疲れさま。帰り道風邪ひかないように気をつけて。

来年は天気がいいといいね。富士山が見えるくらいに。

第一コーナー、霧深し。

山間で変わりやすい富士の天候が裏目に出てる。今日土曜午前のフリー走行が、悪天候のために中止されたらしい。1コーナー先が霧でまったく見えないような状況だとか。

>第15戦日本GP土曜フリー走行 天候不良で中止(F1通信)

コース上もそうだし、レスキューヘリが飛ばせられないほどの霧。さすがに走らせるわけにはいかない。

本来ならこのあと午後予選だけど、それまでに霧が晴れるか。いや、厳しいと思うなあ・・・。何年か前、鈴鹿でF1やったときに予選を台風が直撃して、決勝当日に、予選と決勝を同時にやったことがあったけど、あんな感じの変則スケジュールになる予感・・・。

まあ無理はしないで。しかしこの天気で頭抱えてるのは、今日の予選、1時間半も生中継の枠取ってるフジテレビだろう。いまごろ現場(というか編集室)は差し込むVの編集でドンデラマンチャ状態ではないだろうか。

[霧、晴れて、でも雨。]

あ、テレビ見てたらやってるやん、予選。

>第15戦日本GP予選 佐藤琢磨21位PPはハミルトン(F1通信)

しかしつくづくF1てなー速いなあ。ウェットなのに、ポールタイムから3番手あたりまではFポンのレコード上回ってるよ。普段Fポン見てる人にはF1てどう映っているんだろうか・・・。

午前のFPが霧で中止されて、各車セッティングの詰めのできないままの予選。割を食ったのがスーパーアグリ?いやいや、条件はどこのチームも同じだから。雨は等しくすべての人に降り注ぐ。それをなんとかするのがチーム力。あるいは創意工夫。カネのあるチームが有利ってのはあるにしても、そこはそれ。雨だから、時間がないからと諦めたところから脱落していくのである。

振るわなかったのがトヨタ。ホームグランプリで気合いも入っていただろうに、QP途中の接触トラブルに見舞われたこともあったが、思ったほど上位に食い込んではこなかった。FPでは結構いいところにいたのにね。明日のレースもウェットだろうから、果たしてどこまで挽回できることやら・・・・。

しかし今日はいきなり寒い。富士のサーキットはぼくんちから1時間ちょっとなんだけど、平地でこれだけ寒いんだから、富士の山の上は相当に冷え込んでるんじゃないかな。雨も降ってるし、これじゃあ観戦してる人も大変だ。

明日はどないなレースになりますやら。


[F1にMotoGPのレースの見方を学ぶ]

F1見てるとチームとしてのレース戦略の部分については勉強になることが多い。特にその使い方に制限のあるタイヤについては、今回のようなウェット条件だとさらにその組み立て方が複雑になるから、見ているこっちも気が抜けない。「いまどのタイヤでどれくらいのタイムが出ているのか」というのを最低限把握しておかないと、予選もノックアウトで3セッションあるし、チームの戦略が実際のコース上でどこまで有効に機能し、最終的にどのような結果が出れば成功とみなすのかという評価が分かれる。

翻ってタイヤの数は違うとはいえ、同じレースのMotoGPでは、こないだのもてぎのこともある。今後のフラッグトゥフラッグのレースにそなえて、ヤマハのレースディレクターは今回みたいなF1のレースをよくよく見ておいたほうがいいと思う。ミシュランの中の人もね。もうこないだみたいなレースはごめんだよ・・・。

あとそうだ、日テレのレース中継やってる人もそう。F1の中継のやり方、賛否両論あるとはいえ、いかにレース全体の見どころを「誰にでもわかるように」伝えていくかという部分では学ぶべきところは多いと思う。特にピットリポートね。これまたこないだのもてぎでは、どのチームがどのタイヤつけて出ていっているのかについては最後までまったく情報伝えてくれないままで、僕はテレビを見ていてものすごくヤキモキしたのだ。普段の衛星中継では難しいところもあるだろうけど、少なくとももてぎは地元で、実際にピットにも人を立たせているわけだからさあ、もっと伝えるべき情報の吟味、精査を図る努力をすべきだと思う。まったく。現場に一番近いところにいて何見てんのさ。いつまでも「誰が何位」ということだけ伝えてるようじゃ、視聴者も育たないと思う。日本のレースファンのレベルの底上げというのも考えるべきポイントではないだろうか。ハヤイデスネースゴイスピードデスネーだけだと、事情のわからないひとには、やはりいつまでも暴走族との区別がつかないと思うよ。彼らがレースという場でやってることは、非常に高度なチームスポーツなのだ。そのことをもっと臨場感を持ってメディアは伝えて欲しいと思う。

F1、Sugeeeee〜!

というわけで普段はさして気にもかけていないF1ですが、それが富士のコースで走ってるとなったらそれなりに気になるわけで(笑)

>第15戦日本GP金曜フリー走行1回目 佐藤琢磨17位(F1通信)

トップタイムはフェラーリ・ライコネンの1分19秒台。ちなみにこれ、これまでの富士スピードウェイのコースレコードからすると、6秒以上も速い。(Wikipediaによると、Fポンのレコードタイムが1分25秒525だって。これってF1最下位の山本左近のタイムよりさらに遅い)初見のコースでいきなりのこのタイム。これがFP〜予選となっていく間にさらに上がるだろうから、F1の底知れない速さというのがこれだけでも垣間見える。

決勝は雨っぽいとの話も聞いた。となるとこないだのもてぎでのMotoGPみたいに、とっちらかったレースになることが予想される。スーパーアグリなんかにとってはそのほうがチャンスだろう。

今週末は、にわか観戦である。MotoGPだとなんだか見てるこっちも力入っちゃうんだけど、僕にとってのF1は、もうちょっと「ながら見」のできるものだ。それでも見てないとね。たまに壮絶なレースにぶちあたったりするから。

[いやなことを思い出す]

そうだ。ついつい浮かれて忘れがちだけど、かつて富士スピードウェイではこんな大惨事があったんだ。

>日刊スポーツ:【1977年10月24日付本紙より】〜“魔の第一コーナー”で大惨事!

僕の中にはこの当時の記憶はまったくないけど(F1やってることなんて知りもしなかった。というかF1自体なんだかもわかってないころの話だ)、結局この大事故を契機に日本からF1がなくなり、再びF1が鈴鹿に戻ってきたのが87年。日本のモータースポーツにとっても、暗黒の10年とも呼べる事態を招くことになったわけだ。

今回、新生なった富士のコースで、再び同じような大惨事が起こることはないと思っているけど、いみじくも決勝は雨か?、となると、多少なりとも嫌な予感が脳裏をよぎる。太田哲也選手の事故のこともある。

なによりも安全。熱いレースには、なによりもそれが望まれ、必要とされる。
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Author:chihiro
単にネコとレースとゲームが好きな、しがない一般市民でございます。。。

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