モーターサイクル>ネコ>ゲーム。僕の人生いまのところまあそんな感じ。この先もずっとそうかは分からない。web2.0時代に抗うかのように、1.0コンセプトを貫き通すBLOG。

ロッシ、青ざめる。(オランダGP初日〜予選)

なにこのタイム差。こないだのイギリスのFP〜予選のときもそうだったけど、ドゥカティ+ストーナーの発揮する速さはもはや訳がわからない。低迷の続いていたドゥカティ。前戦での圧倒的な勝利の勢いそのままに乗り込んだオランダ、アッセンのコース上で他をまったく寄せ付けない速さのストーナーである。

■(オランダアッセン・FP)C.ストーナー、驚速のトップタイム: | The Official MotoGP Website
http://www.motogp.com/ja/news/2008/Stoner+dominates+practice+proceedings+in+Assen

前走者とのタイム差で許容できるのはせいぜいコンマ3秒くらいだよ。それ以上離されたら、ライダーはコース上でそれまでやったことないことをいろいろ試さなくてはならなくなる。それはおのずリスクと焦りを生み、たいていの場合は物事が悪い方向に進み始める。

オランダGP、フリープラクティス。ストーナぁー、超速いんですけどぉ〜(DAIGO風に)。対ロッシで話を絞れば、FP1でコンマ9秒、FP2でもコンマ7秒もの猛烈なアドバンテージを築く。仮にこのままのタイム差が縮められないまま予選が終われば、もはやロッシには勝ち目なし。というかレースにすらならない。

アタックラップで仮にコンマ5秒の差があったとするわな。したら、決勝で先行する方は、そのタイムで序盤息を詰めて3周だけアタックするだけでレースを決めることができる。それで後続との差が1.5秒できるだろ。したらあとはアベレージで流す(2番手と同じペースで走る)だけであっさり勝ててしまう。もし後ろから攻められたら、またほんのちょっと息を詰めてアタックすればいい。後ろから追う方は死に物狂いで走ったって所詮追いつけないのだ。むしろそうやって焦って攻め込んでくれるほうが、先行者としては都合がいい。自らミスを犯し、自滅してくれる可能性が高まるからだ。

そして一方、猛烈に復調したストーナーの速さを見せ付けられて、とたんに余裕がなくなった風のロッシである。まさに顔に縦線状態。青ざめた帝王。今季の序盤の勢いがあれば、あっさりタイトル獲得できるだろうと踏んでいたところ、とんでもない状況になったものである。現状築き上げたストーナーに対する45ポイントのアドバンテージも、コース上の1秒差の前ではまったく意味をなさないからだ。

■autosport.com - MotoGP News: Rossi worried about Stoner's speed
http://www.autosport.com/news/report.php/id/68658

いみじくもロッシは言う。

「ストーナーとの差はコンマ2秒ってわけじゃないからね。もうすでにコンマ7秒も違うんだ。半秒以上の差がある。(ってことは致命的だよ) ドゥカティはここにきて(GP8に)隠されていた何かをみつけたみたいだね。僕はそれはアクセルを開けるときのエンジンか電子制御の何かだと思うんだけど」

「ケーシーはいままでもずっとぎりぎりのところで速さを発揮していたけど、でもいまの彼は(僕らの)1秒も先を走ってる。これは彼がいままになかった何かを獲得したということで、それは僕らにとってはものすごい脅威だよ」

ロッシはこれまで、ヤマハM1の開発は順調、言うことなしの姿勢だったが、それがいまになって急に発言内容が変わってきた。GP8に遅れを取るM1が、再び優位に立つためには、エンジンマネジメントに関連するソフトウェアの開発が急務と告げている。しかし、レースの連続するいま、その開発に割ける時間はない。このままだと連戦の終わる7月のサマーブレイク明けまで、M1のインプルーブはお預け状態だ。

「僕らはいままでずっと変わらず、グッド・アクセラレーションできるマシンにすることを主眼に開発を続けてきた。でもそれはまだ十分じゃない。僕らは今、(それを可能とする)新しいソフトウェアの到着をいまかいまかと待ち続けているところなんだ。いまは手持ちのイクイップメントでなんとかストーナーと同じ速さでついていけるようにがんばってるところだけど、そのソフトの到着がいつになるかはわからない。このぶんだとサマーブレイク前に追いつくのは難しいだろうなあ・・・」


今日の予選二日目。ロッシの憂鬱は果たして晴れるのだろうか。

※今回のはいつにもましてぶっちぎった英文超訳になってる。足らない言葉やニュアンスをものすごくつけたしているので、ただしい内容を知りたい人は、必ず原文を見るように。誤訳と突っ込まれても困るので(笑)

[もはやストーナーとそれ以外ってカンジ?]

予選でもFPからの流れは変わらずか。FP時からすればそのタイム差は縮まったとはいえ、栄光のポールポジションはストーナーに奪われたロッシである。

C.ストーナー、3戦連続のポールポジション奪取 | The Official MotoGP Website
http://www.motogp.com/ja/news/2008/Stoner+continues+pole+position+roll+with+Assen+top+spot

コンマ1秒差でペドロサを間に挟んでの3番手となったロッシ。このところパッとしないスタートをなんとかすれば、ストーナーの頭さえ押さえれば、混戦模様の中、あるいはレースのコントロールをその手にできるかもしれないな。

ロッシは今後数戦はペドロサとのポイント差だけ考えて走ればいいっちゃーいいけど、ただ、タイトルのこと考えたら、早急にマシンになんらかのインプルーブを与えないとダメだ。ドゥカティ、、、というかストーナーとの差が急激に縮まりすぎだ・・・。このままでは確実に追いつかれる。

去年はタイヤが違うという言い訳が効いたけど、今年は同じタイヤ履いてるかんね。ロッシとしては自分がストーナーより劣っているとは死んでも認めたくないだろうから、この状況(予選での大差)が続くようなら、次にロッシの舌禍のやり玉にあげられるのはヤマハだよ。さあどうする?ロッシは電子制御系のソフトの開発を求めているが、ヤマハがその分野を得意としてきた印象はないから、ロッシの必要とするような制御ソフトが開発できるのかについては僕は疑問だな。ていうかコンピューターで速く走らなきゃだめなのかよ。ロッシの持論たる、レースはマシンじゃない、ライダーで決まるというのの根幹が揺らいでいるような気がするぞ。プライドを捨ててでもマシンに頼るか、ロッシ。
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