
人類の英知と科学の力をもってすれば、より安全なレーシングスーツの開発も夢ではない。走りの前、「どうか転びませんように」という祈りも不要になる、かもしれない。
>衝撃で硬化するアーマースーツ
〜普段は柔らかく、衝撃を受けると瞬時に硬化する素材"d3o"を使った防護スーツが実用化。(engadget japanese)2006年の古い記事のようだけどいまごろ気がついたのでクリップ。この素材を使って、モーターサイクルレース用のレーシングスーツを開発すれば、普段は伸縮性のある状態で、転倒して衝撃が加わったときだけ硬化して防護機能を発揮するものができるのではないだろうか。記事を見る限りは、衝撃に対して硬化するとあるので、スリップダウンのような擦過状況でどの程度の防護性を発揮するものなのか疑問だけど、ハイサイドで飛んで落ちたときとか、あるいはコースサイドのクラッシュパッドやそれこそコンクリートウォールに接触するような転倒では有効に働きそうな気がする。
僕は
このところ頻発するモーターサイクルレースでの事故の報を受けて、だったらせめて胸部プロテクターくらいは追加しても、と思っていたんだけど、この新素材を使った方がよりスマートなものができるのは間違いない。ライダーが自由に動けて、かつ万一の際には十分な防護性能を発揮するとなったらうってつけだ。
ウェイン・レイニーの事故以来、背中にこぶを背負って走るようになったレーシングスーツだけど、でも基本はモーターサイクルの黎明期から変わらない、「革」製のものがほとんど。こうした新素材を積極的に採用することで、万一の際の危険性を少しでも和らげることができればそれに越したことはない。どこかのツナギメーカーと提携して、試験的にでもモーターサイクル用のスーツを開発してもらえないだろうか。