僕はね、これはもうセッティング云々の話じゃないと思うだよ。
>中野選手、ミサノでも最優先はチャタリングの解消(インテリマーク)本当に中野選手にほかのチームと同じ新型パーツが供給されてるんだったら、ここまで一人だけチャタリングチャタリング言うのはどう考えてもおかしい。セットアップ以前の問題で、マシンがきちんと組み上げられていないとかそういう原因なんじゃないだろうか。まさかホンダから送られてきたマシンを、そっくりそのままなにもしないで走らせているわけではあるまいな。最低でも一度は全ばらしして、新しくなったマシンの構造を理解するとともに、適正トルクで組み上げなおすくらいのことをするのはレースの世界では当たり前だ(と聞いている)が、そのあたりの基本のキの字を省みずに、単に届いたマシンをおろしたての状態で走らせて、セッティングがとかチャタリングがとか言ってるんじゃないだろうな。このJirなるチームの組織力と技術力のなさは折り紙つきだから、まずはそのあたりからすら疑いの目で見ざるを得ない。
傍目から見て、改善すべき点があるとすれば、それはステップの位置に問題があるかと思う。
中野選手はカワサキ時代から同じようなポジションで走っているので、たぶんああいうのが好みなのだろうけど、僕から見ると、中野選手のマシンのステップの位置は、あまりにも後ろで、あまりにも高すぎると思う。そうだなあ、前に1cm、下に2cmくらい落としてみたらもっと乗りやすかろうに、とずっと思ってる。あんなに高いところにステップがあったら、適切なステップ荷重がかけられないのにあわせて、シート座面への体重のかかりかたも甘くなると思う。コーナリングGで身体がマシンに押し付けられたときに、それを高所で突っかかった足が帳消しにしてしまうからだ。そして、それはあげくマシンを上体で押さえつける必要が出てくるし、そうなるとフロントに必要のない力がかかり、それを原因としてウォブルやシミーといった、最近ではチャタリングとひとまとめにされるような挙動を発生させているのではと推察する。
※ホントに純然たるチャタリング(タイヤの縦ハネ)だとしたら、それはタイヤが不良品なのだ!中野選手だけにそうしたタイヤが回ってきてるのか?まさか。
僕なんぞが言うまでもないけど、中野選手のホンダ移籍は徹頭徹尾裏目に出た。マシンの変更というのはおいそれとそれに適合できるものではないのだ。(ローソンやロッシ:あるいはストーナーといった稀代のライダーは除く)ましてやタイヤもブリヂストンからミシュランに変わるという状況も加わった。
でも、それで上手くいかないからいまさらカワサキに戻るというのも「男道」としてはどうかと思う。ホンダへの移籍は、中野選手の男の決断だったのだろうから、たとえ結果状況に恵まれなくともそれは誰のせいでもない。移籍先の総合的なパッケージと自身のポテンシャルとのバランスを見誤った中野選手自身の問題である。ケツのまくり方は、最後まで自分で責任を持って決めなくてはならない。