人生のエントロピー
(/09/22)
自分の中で、物事を消費するスピードが猛烈に速くなっている。
これはだいたいこういうものだ、と認識できた時点で、その物事に対する興味をすっかり失ってしまう。サメが常に口をあけ、そこから何かを取り入れ、直後に吐き出すように、僕はありとあらゆる物事を飲み込んではそれを消化もそこそこに吐き出している。
もっと単純化した物言いにしよう。
「あらゆる物事に飽きっぽくなってる」
ひとつことに集中力を長時間割くことが出来ない。だからいたずらに手を広げ、散漫な認識を重ねては後に何も残らないということばかりなのである。
自覚はある。だがしかし。
大人になると時間の経つのが速いという実感は、このあたりにその理由があるのだろう、と、また浅はかな認識を重ねてしまう。
ひたすらに広く、浅く。それでも自分のやりたいことを、自分にできる形では、だいたいほとんどやりつくしてしまった印象が拭えない。最初の一手で終局までの見通しがついてしまう。自分の力の限界を知る。「こんなもんか」
そして、次の一手が、見つからない。手詰まり。
これは空虚な人生なのだろうな、きっと。
でも、何の発見も成長のない同じことの繰り返しはあまりに退屈で、僕には耐えられそうもないんだ。
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