う〜ん、ここまで転倒が重なるっていうのは、もしかしてロレンソはアホな子なのか?

■MotoGP速報ニュースサイト インテリマーク − ロレンソのカタルーニャGP欠場が決定
http://www.intellimark.co.jp/2008/articles/news20080607001.html中国GPでの転倒で両足首を骨折し、靱帯も断裂したままの状態で参戦を続けていたロレンソだけども、ケガを押しての参戦が裏目に出たか、以降も毎回のように転倒をくり返し、今回のスペインでもまた転倒。右手には皮膚移植が必要なほどのケガを負い、ついに本戦は欠場することとなった。無理をせずアベレージで走り続け、そこそこのポイントを拾い続けていれば、あるいはタイトル争いにも残れる可能性もあったが、今回の欠場でその望みも潰えたか。地元スペインでのレースだというのにロレンソ。せっかくの速さも転倒してしまっては元も子もない。もっとも、今回の転倒は、雨上がりに加えての劣悪な路面コンディションのせいだったらしいので、お気の毒さまではあるけれど、これほどに転倒をくり返されると、ここまで発揮されてきた一連のロレンソの速さが、もしかしたら単なる勢いの良さだけだったのかと思えてくる(コンディションが悪いならそれに合わせて抑えて走るのも才能の内だ)。
どれほどの天賦の才にあふれたライダーでも、度重なる転倒でその速さを失ってしまうことがある。転ぶ理由がわかっていない場合は尚のこと、自らの走りに対する自信、拠り所をなくしてしまう恐れがある。ロレンソはライディング的にどうもフロントをこねくり回すクセがあるようで、上体でフロントを引き入れ、旋回性が足りないと、その時の思いつきでステアリングの押し引きをしてるようだ。それが路面やタイヤのグリップの低いときの転倒の原因になっている気がする。理由のない転倒などない。今後ロレンソがケガを治し、再びフロントランナーに返り咲くには、いまいちど謙虚に自らの走りを振り返る必要があるのではないだろうか。
[アホな子の居ぬ間にペドロサ]
■MotoGP速報ニュースサイト インテリマーク − 転倒者が相継いだカタルーニャGP初日のトップはペドロサ
http://www.intellimark.co.jp/2008/articles/news20080607002.htmlニューマチックエンジンの投入を先送りにしたレプソルチームのペドロサがスペインGP初日のトップ。彼にとって地元スペインのレースを落とすわけにはいかず、そういう意味では戦闘力と耐久性が未知数の新型エンジンの搭載を見送った判断にはそれなりの意味があったか。こうしてスプリングバルブのマシンの戦闘力が未だ十全であることが証明されればされるほどに、新型エンジンが自らのライディングを向上させるはずと信じているチームメイトのヘイデンにしてみれば、ペドロサの好走にはさらに内心の歯がゆさを増していることだろう。しかしホンダの戦略もよくわからんね。エンジンがどうだろうがヘイデンの走りはさして変わらないんだから(←すごい言われよう(笑))、だったら開発継続と当人を納得させるために、ヘイデンにはニューマチックのエンジン渡せばいいのに。手前が欲しがったエンジンで走って結果が出なければ、ダメな原因が別にあるってこともはっきりするしそのほうがヘイデン黙らせるにはいいような気もするけど。まあ、同じチームで別のエンジン使うとなると、メインテナンスの工数管理なんかで問題あって面倒くさいとかそういう運営上の理由もあるんだろうけどね。ホンダがなんのためにニューマチックの開発をしているのかが不明瞭な状況では、致命的な敗戦が無い限り、このままスプリングバルブのエンジンを使い続けるような気がしてきた。しかしホンダも開発迷走してるよな。こういうかたちでワークスのチーム戦略を揺るがすくらいなら、別に開発チームを1チーム持って、それを走らせた方がいいんじゃないの。それこそそこで岡田だ宇川だ伊藤だを順繰りにテスト参戦させれば国内のレースファンはそれなりに喜ぶだろうし(僕は全然興味ないけど)。余興と開発が同時にやれて万々歳じゃん。(←基本的にホンダのことに興味ないからすごいなげやりな意見(笑))
[もはや何マチックバルブのエンジンでも関係ない]
うげ。予選結果見てびっくり。散々貶めていたホンダが予選2−3だって。これってノーマルバルブのエンジンでってことだよな。トップ、大復調のドゥカティ・ストーナー、以降ペドロサ、ヘイデンとレプソルホンダの二人が仲良く肩を並べ、さらにホンダのドピュニエ、ここでようやくヤマハのエドワーズ、トスランドのテック3勢、ドピチオーゾがホンダ、スズキのバミューレンときて、ようやくロッシ9番手!10番手がこれまたホンダのデアンジェリスというわけで、一気に勢いづいたのはホンダ陣営である。ホンダホンダホンダホンダ・・・♪
■autosport.com - MotoGP News: Stoner beats Hondas to Barcelona pole
http://www.autosport.com/news/report.php/id/68052ドゥカティで復調したのはストーナーだが、これは聞くところでは今季のGP8がとにかく走らないため、昨年モデルのGP7との折衷モデルで走っての結果らしい。走っている写真を見ると、リヤの車高がだいぶ下がって、コーナリング中の車体水平のバランスが改善されているように思える。あとは電子制御系を昨年バージョンに戻したという噂だが、これもホンダのニューマチック話と同じで、最新モデルが常に最良のものではないということだろう。2戦め以降で失ったポイントのことを考えれば、ストーナーはここでは勝ちに来るだろう。
このところ絶好調だったヤマハ勢は一様に中段以降。これは今回の舞台であるカタルニアの荒れた路面に、今季のM1のショートでピーキーな車体セットで走りのスィートスポットが狭いことが現れたか(これはロッシのマシン限定の話)。この分では決勝は消耗戦になると思われ、そこでグリップフィールに落ち着きのないマシンを宥め賺して上位をどこまで争えるか。今回下手に勝ちを急げば先に転んで戦列を離れたロレンソの二の舞になりかねない。状況を見てアベレージでのフィニッシュでポイントキープを狙うがシリーズを見たときの賢い戦略だろうが、いまは連勝で調子の良いときだけに、果たして自分を抑えることができるかロッシ。
予選2−3のレプソルホンダ勢。なんだかなあまったく。ペドロサもヘイデンも、速さが勝利に結びつかないことが多いので、いまひとつ期待感が薄いんだけど、それでもペドロサは地元だし、決勝では気張った走りは見せてくれるだろう。予選タイムからすれば、ペドロサとストーナーのマッチレース。ヘイデンは・・・ガンバッテください。彼が最後に勝ったのはいつだったっけ。06年のチャンピオンの面目躍如となる走りに期待したい。ここで下手にスプリングバルブのエンジンでまかり間違ってヘイデンが勝っちゃったりしたら、もうホンダのニューマチックは箱詰めして倉庫にしまわれてしまうことだろう。そのあたりの今後の展開も興味深く見守りたいと思う。