モーターサイクル>ネコ>ゲーム。僕の人生いまのところまあそんな感じ。この先もずっとそうかは分からない。web2.0時代に抗うかのように、1.0コンセプトを貫き通すBLOG。

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アメリカンライダーは死んだのか。

usa.jpg>玉田誠、最終戦でポールポジション奪取



思考停止中。



相変わらず精神的に疲れ切っていて、なんだか状況がうまく飲み込めないけど、結果だけは理解した。つまり今回のバレンシアのコースがあれでこうなってるわけだな。今シーズン数回あったあの手のレースと同じ展開が予想される。



ああ、もう。みんななにやってんの!



こういうこと言うと角が立つんだろうけど、なんでか僕の中では玉田選手は完全にヒールなのである。顔立ちとしゃべり方が学生時代に大嫌いだった誰かに似ているとかそういう彼本人とはまったく関係のないあくまで僕の個人的な理由も大いにありつつ、前にも書いたように、僕は彼の走り方を見ているとアタマが混乱してしまうのだ。僕としてはああいう(リーンアングルとキャンバースラストとタイヤグリップに頼った)走り方で、転ばず速いというのが理解できないのである。80年代のアメリカンライダー全盛時代に、ライディングの基礎を組み立ててきた僕としては、シンジラレナイ、アリエナイ、って感じなのだ。



しかし、そうは言っても時代が時代である。いまのMotoGPにおいて、アメリカンライダーは完全に死んでいる。マシンとタイヤの進化によって、アメリカンライダーのライディングメリットはすっかり影を潜めてしまった感がある。

スローイン*・ファストアウト。(*ここでいうスローインとはゆっくり入ることとは微妙に違う)瞬間的な方向転換。素早い加速。リヤステア。そしてドリフト。フロントタイヤにかける負荷を瞬間最大最小におさえ、方向転換にかかる時間を可能な限り縮め、加速区間を可能な限り長く取る。豪快かつ華麗で繊細なあのアメリカンライディングはいまいずこ。

気もそぞろ。

>ジベルノーがトップ・タイム〜王者ロッシは3番手



そんなこんなで身辺が落ち着かないので(今朝になったらクルマがパンクしてることに気がつきさらに愕然。死にたくなった)今年のチャンピオンもすでに決まってしまったMotoGP最終戦にもろくすっぽ集中することができないのである。



予選初日終了。と。



それでも昨晩(ごたごたする前だったから)、最後の10分、20分くらいだけライブタイミングで予選初日の様子を見ていたが、なんだか間延びした印象のアタックであった。中盤まではあまり台数がコースにでていないようでタイムの動きも小さく、そんな中序盤でタイムを出していたロッシがトップに君臨。中盤から終盤でジベルノー。そして例のごとく最後の1,2分でなだれ込むようなタイム更新が行われたが、そこで大きく動いたのは2番手に滑り込んだ玉田選手くらいだったようだ。とにかく今回はあまり集中してみていなかったので全体の流れがいまひとつ掴めなかった。目立ったのはドゥカのベイリスか。シーズン後半になってようやく新型のポテンシャルが出てきた感がある。いささか手遅れだが。



とにかくタイトルはすでに決まっているし、個人的な見どころは正直失ってしまっている感じである。まあありきたりな見方をすれば、来季に向けて今シーズンいまひとつの活躍だったライダー勢の最後の奮闘に期待したいところであるが、でもまあそれもいまさら最終戦になってあわてて踏ん張っても遅いと言うこともある。



そうした状況で目を引いたのはこれである。



>バスケの神様がチーム・オーナーに



なんだか海外は普通にモーターサイクルレースが盛り上がっているようでなによりである。日本の惨状は引き合いに出すまでもない。とにかく日本では不思議なくらいメディアに登場しないモーターサイクルレースである。見ればそれなりに面白いし、単純なエキサイトメント(スリル!スピード!)もあるはずなのに、いまひとつ認知度が上がらない。残念といえば残念であるが、でもまあそれが好きなものにとっては「僕だけの、誰にも分からない秘密の趣味」みたいで悪くない。かもしれない。まあなんだかそれもいまの僕にとってはどうでもいい。それくらい消耗している。外も雨で、気分も晴れない。

また眠れない。

どうしてこう面倒なことにばかりいちいち巻き込まれるのだろう。



解決していたと思っていた案件が、よりいっそう面倒な事態になって舞い戻ってきた。



勝ち目がある戦いなら全力で叩きつぶしに行くのだが、今回はいささが分が悪い。相手はプロなのだ。こちらもプロの力を借りるべく、こうして寝ずに案を練っている。しかしどちらにしろ、現実的な対処の矢面に立たされるのは僕なのだ。本来は僕にはなんの関わりもない出来事のはずなのに。



ひとつ行動を、あるいは言動を間違えると、その時点でこちらの負けが確定する。ここから先はより慎重にすすまねばならない。しかし時間もない。その焦りが僕の正確な思考を鈍らせる。



眠れるわけがない。



どうしてだろう。最近はこんな出来事ばかりが立て続けに起こっているのだ。

The Dream Bikes.

tc_401_1024.jpg僕も学生時代はこんなデザイン画ばっかり書いたり書かなかったりしてたな。



>TIMCAMERON DESIGN

"CYBERCYCLES"




パッと見、へえとは思わせる。でもじっくり見ていくと、いろいろと破綻している部分が目についてくる。



ここにははっきりとデザインスタディと書いてあるからいいけれども、どれを見てもあまりまともに走りそうもない。シート・ステアリング・ステップの位置関係がでたらめだし、可動部分の機構もほとんど考慮されていない。エンジンとフレームの幅が、デザイン優先で現実的には収まらない。デザインの難しさというのはこういうところに出る。確かにコンセプトメイクの段階なら何やっても、どんな線を引いても良いのだが、実際の生産工程や、なによりモーターサイクルとしての運動性能や動力性能などの「機能」を、現実的なカタチとして理屈に収まるようにするのはまた違った意味でのデザイン能力が必要になるのだ。なによりその乗り物に対する(物理的な動きについての)理解がないと、なかなか理にかなったデザインというのはできるものではない。そして、それを本当にカタチにしてやろうという執念と、最後に愛情、である。



人目を引く「カッコイイ」デザインをそのままカタチとして作り上げても、往々にしてまともなものにならない。モーターショー的ハリボテの世界に僕らは暮らしている訳ではないからである。

シェブリing。

30.jpgシェブロンを投入してのCBR600RRでの初走行。とはいえ街乗り・チョイノリなので、インプレの程はオイルの本質にまでは当然至っていないとは思うが・・・。



悪くない。



納車時からのシフトチェンジにおけるギアのバシャバシャしたフィーリングは大幅に改善された。各ギアのバックラッシュにきちんとオイルが行き渡っている(挟まっている)感じがして、それまでの(おそらくは工場で投入されたままのメーカー指定オイルの)あのダイレクトに金属同士が噛み合うような不安な印象は一掃された。



クラッチを使っても使わなくてもシフトフィールは変わらない。もったりとはしているがなめらかである。



肝心のエンジンの回転上がりに関しては、気にしていると、確かに重い感じはする。20W−50のオイルの固さ、粘りを感じなくもない。速い遅いで言えば、確実に遅くなってるフィーリングである。ただ、これにも良い面があって、これまでのいささかアクセラレーションに先行するような唐突な加速がなくなり、僕的にはリニアに反応してくれる感じの好印象なものであると言える。これも先に書いたギアのバックラッシュ感が軽減されたことが大きい面があると思うが。



全体的にみて、バイクのフィーリングが滑らかになった。



勢い、シフトダウンが上手くなった。僕はCBRに乗り換えてから明らかにシフトダウンでぎくしゃくするようになり(エンジンの回転というかリヤタイヤの回転が合わずに時にタイヤの鳴きが出る。酷いとホッピング。もう一台のFZR250Rではこんなことはまずめったいに起こさない)、自分が下手くそになった気分を大いに味あわされてきたのだが、それが劇的になくなった。正直、ほっとした。これもバックラッシュの衝撃というか、ギアの噛み合うタイムラグを上手くオイルの粘性がカバーしてくれていることの証左であろう。ちょっとしたことで随分と変わるものである。



こうして書くと、良いことばかりである。ちょこっと走った分にはあえて上げるような悪い点はない、うん、ないと思う。少なくとも劣化(新車から550km走行)したメーカー指定のオイルよりははるかにマシだということは間違いない。なによりあの値段からして文句を付けたらかわいそうである。



あとは保ちがどれくらいかということだが、これもあの値段である。ダメになったら惜しげもなく交換すればいい。これがシェブロンを使う上での一番のメリットであろう。

僕に疑心暗鬼などない。

僕はそもそも誰かを疑うほど誰かを信用していないので、そんな僕には疑心暗鬼など生じようもない。僕は僕だし、彼は彼だ。みんな好きにすればいい。



味気ない人生の唯一とも言えるメリットかもしれない。



ただ、僕に無益な干渉だけはしてくれるな。僕に干渉した人間は、自動的に敵として認識される。

笑顔?

無理。この状態では絶対無理。

寒い。

st.jpg今は朝の4時半。外は朝と言うより夜だ。いろいろあって(ありすぎて)物凄く腹が立って眠れないので起きている。今日はこのまま徹夜だ。徹夜なんかするの、会社を辞めて以来はじめてかもしれない。しかし寒い。なんだかちょっと馬鹿みたいな気もしたけど、ストーブを付けた。それでも寒い。足下が深々と冷える。関東でこの寒さである。今回の震災で被災した新潟の寒さは想像に難くない。ライフラインが満足に復旧しないまま、現地では雨と共に寒さが襲っているらしい。大変なことだ。心からお見舞いを申し上げる。

眩暈がする。

何もかもが上手くいかない。自分が思った通りの場所で思った通りのことが起こらない。日々、耳元で嫌な話ばかり聞かされる。



この世界はもちろん僕のものではないが、日々ささやかにでも、自分の意志を保ち、それを通せるだけのほんの小さな領域くらいは、最低限、僕の手の内に残しておきたいと思う。



やったら、やるからには、僕はそれを徹頭徹尾ちゃんとやるんだよ。



それが僕の小さな世界における唯一絶対とも言えるルールなのだから。しかし、それすらねじ曲げられようとしている日常に、僕はいささか疲れ始めている。これはあらゆる物事に完璧を求め続けるが故の無益な疲労感であることは、自分でも分かってはいる。分かってはいるのだが。



つまらないところで妥協するのも結構シンドイものなのだ。

ドリコム、やれやれ。

dre.jpg=======================================

メンテナンス中



現在システムの調整を行っております。

作業が完了次第、アクセスすることができますので、もうしばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いします。ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。



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いつまでメンテナンスすりゃあ気が済むんだかまったく。ここはマイプロフィールからリニューアルして以来こんなんばっかだよ。謝ってばかり。まったく使えたモノではない。事前に何の告知もなく長時間のメンテ。状況の説明もなにもない。無料のサービスだから文句も言えないけど。ここで文句言うだけならこっちもタダだろう?もう我慢の限界だって。



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というのが昨日の昼頃だったかな。その後気がついたら告知分が変更されていて、DBサーバのクラッシュとかいうことだったらしいけど。そんなこんなのシステムダウンから丸一日以上経ってようやく復旧。なんだかねえ。リニューアルしてからおかしくなってるのはあきらかだから、何かやり方間違ってるところがあるんだと思う。いちいちこっちもやきもきするのが面倒で仕方ない。これまでのログ拾ったら別のところに移るか、止めるかしようかと思っているが、それも面倒で仕方ない、と。

出かける気分でもないので

04-10-24_14-32.jpgイヌとネコと一緒に地震のニュースを見ながら事態の推移を見守っている。この規模でこの頻度の地震。これまであまり聞いたことがない。親族の被災状況が気掛かりだが、いまだ状況がよく分からない。

カエラちゃんが地震予知?

新潟県で震度6強3回 死者1人確認、新幹線脱線 - asahi.com : 社会



新潟にはカミさんの実家方の親戚がたくさんいて、住んでいるところが今回の震源に近い。春先に山菜取りに訪れたばかりなのだが、心配だ。



一方、今回の地震の報を聞いてまっさきに思い浮かんだのがこれだ。



>木村カエラblog★地震



これが書かれたのが今週の火曜日(写真自体は前日の月曜日に撮影)。で、今日の大地震である。直接の関連づけは危険だが、偶然にしては期日が接近しすぎている。これを契機に元祖地震予知アイドルの名を馳せるやもしれぬというのはいささか下賤であるが、うら若きアイドルが空を見上げ地震雲?と言っているのはなんていうか、不思議な感じがする。

シェブる。

22.jpgCBR600RRにシェブロン・シュープリーム20W−50を投入した。



現時点での総走行距離、552km。これが初のオイル交換になる。今回の交換容量はフィルターそのままなので(次のときに換える)2.6リッター。シェブロンが1本946mlなので、都合3本にちょっと欠ける量を入れ替えることになる。



ドレンを抜くと、どす黒く変色したオイルがのーーーっと出てきた。内容を確認したが、金属粉に類するモノは目視できなかった。色だけ黒い。初回で500kmだからまあこんなもんか。ちょっと色が黒すぎる気もするが、最初に入っていたオイルの色が分からないので無駄な気を回すのは止めよう。



しかしオイル交換なんざ自分でやったの10数年ぶりだ。やりゃあ大した手間でもないのだが、どうにも面倒くささが先に立つ。





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走らせてみてはいないので、何がどうというのは後日に回す。気が向いたら今度の休みに箱根にでも出張ってみるか。スタティックでエンジンを回してみた限りではクランキングが重いとかそういう様子はなかった。エンジン音がすこしくぐもったような印象になったが、これはノイズが減ったと受け止めればいいのだろうか。ただ、ブリッピングでほんの少し、本当にほんの少しだけだが回転の上がりが遅い、気がしたが。ギアの噛みは変わらず固い。



@@@



シェブロンの本国サイトにはモーターサイクルにもどうぞとあるが、基本的には4輪用のこのオイル。厳密にはクラッチに悪いとか細かい点を揚げていけば問題になるようなものもあるのだろうが、僕はオイルになど全くこだわりはないので普通に使ってエンジンが壊れなければそれでいい。これでサーキットを走るとかなったら、オイルにももう少し気を使うかもしれないが、街乗りでかかる負荷などたかが知れてるだろうからである。

また性懲りもなく

こんなの欲しくなってる。



Z.jpg>バーンアウト3テイクダウン



内容としては、こないだ買ってからひたすらやりこんでいて、もうちょっとで終わりそうなニード・フォー・スピード・アンダーグラウンドと同じ系だろう。作ってるところも同じだし。でもニード〜がこれだけ面白くて、久々にハマリまくっている自分としては気になって仕方ない。評判も良いようだし



いま他にもどうしようか悩んでいるのがエースコンバット5グランツーリスモ4。どちらもシリーズモノで内容はだいたい想像が付くのだが、エース〜は新機軸(疑似通信)がなかなかよさげだし、GT4はこれまでの付き合いからとりあえずおさえようかと思わされる。



当初は年末に来るだろうと思っていたランブルローズが来年の2月以降に発売がのびたので、その代わりにどれか一本くらい買ってもいいかなと思ったり思わなかったり、カミさんの顔色伺ったりである。



昔(結婚前)だったら問答無用で全部買っていただろうが、さすがにそこまでの酔狂な時代はすでに過ぎ去った。なによりいまさらたかがゲームにそこまで割ける懐具合の余裕はないのだ。



だからこそ厳選の一本ということで、無駄に悩まされている。



おとうさんはなにかと辛いよ、なのである。

僕にとって書くこととは

カラダの中に溜まった不純な老廃物を排泄する作業みたいなものである。つまりトイレでナニするのと同じだ。

変わるもの、変わらないもの。

cover1.jpg>BiG MACHINE11月号



この雑誌は初めて買った。「ライテクの新常識50」というのが気になって立ち読み。興味深かったのでそのまま購入。



今年になって最新型のCBR600RRに乗り始めて、ああ、なんだか最近のバイクは昔みたいな乗り方だとだめなんだなあと思っていて、自分でもそのポイントがどこかというのは走らせながら検証していたのだが、それがこの雑誌には非常に系統立ててコンパクトにまとめてある。読んで、まずはアタマで理解。概ね納得。自分でも考えていたとおりだ。これらの実践はまた別の話だが、僕のようにブランクの後にライダーとして復帰してきた層には必読の内容だ。採用されているテクノロジーの変化で乗り方も変わるのだ。なんだかついていけないところもあるが、ただ、モーターサイクルライディングの根幹は何も変わらない。変わるものと、変わらないもの。その再確認のためにもこれは繰り返し見ておきたい。

自分が馬鹿に思えて仕方がない

そんなときは腹が立って寝ることもできやしない。

「バット男」を見る

batflyernew.jpg>クリオネプロデュースVol.2「バット男」



昨日の休みは超久々に都内までクルマででかけてこれを見てきた。カミさんがこの芝居の演出家の大ファンで、新聞の懸賞に応募したら、これのチケットがあっけなく当選したのだ。



見た印象?僕はそれほど芝居は見慣れていないので、あまり気の利いた感想はない。序盤から中盤にかけて、物語のストラクチャーが明らかになるまでが若干間延びして感じられて、正直ちょっと落ちていたが、後半は面白くなった。話としては分かりやすく、比較的単純なメタファーでまとめてくれていたので、見た後にすっきりというか、無駄に「あれはなんだったんだろう?」と悩むようなところがなかったのが良かった。



この芝居には昔電波少年でチューヤンと一緒にヨーロッパだかどこだかを横断していた元(元かな?)パンヤオの伊藤高史君が出ていた。当時から役者になりたいと言っていたが、その言葉通り、すごく頑張っていたのが印象的であった。加えて(初めて見たけど)役立たずのサラリーマンの役を怪演していたカリカ家城氏が面白かった。あと、持田真樹がものすごくちっちゃくてびっくりした。



しかし、久しぶりにクルマで都内に出たら(何年ぶりかじゃないかな。電車ではでかけたことは何度かあるけれど)、なんだかすっかり道を忘れてしまっていて焦った。どこの区とどこの区がどういう位置関係でそれをどの道が繋いでいたのかというのが上手く想起できず、地図を片手に非常にイライラしながらクルマを走らせるハメになった。それに久々に都内の渋滞を走ると、他のドライバーのマナーのなさというか余裕のなさにまたイライラ。やたら割り込むし、こっちが道を譲っても挨拶すらしやしない。ムカムカ。帰りの道では勘所を思い出し、こっちも都内用の戦闘モードにようやく切り替わったが、仕事を辞め、東京から離れて数年、すっかり自分が都心に対応できなくなっていることに改めて気付かされた。昔あれだけ歩いた街並みもどこかよそよそしく、そこを誰も彼もが気合いを入れて着飾って歩いているのを見ると、こっちの肩が凝ってくるような感じがした。



すっかり田舎者のオヤジと化していることを痛感させられて帰ってきた僕なのであった。やれやれ。

これはヤマハも仕事が早い。

r020s.jpg>V・ロッシ MotoGP世界チャンピオン獲得スペシャルサイト



壁紙46枚取り放題!



まあヤマハも92年のレイニー以来という世界タイトルだ。それは浮かれあがるのも無理はない。



しかしこれでヤマハも自らの作ったマシン、YZR−M1にアドバンテージがあると努々思わないことだ。言うまでもなく今年のタイトルは天才ロッシ(+バージェスのスペシャルコンビ)だから取れたのであって、他のヤマハワークスライダーの惨状が実質的なヤマハの実力なのである。



これまでもヤマハはだいたいそうだったが、タイトル獲得においては特定の、突出した実力を持つライダーの才能に頼りすぎる傾向がある。僕の知る時代からでもケニー・ロバーツ、エディ・ローソン、ウェイン・レイニー。それぞれ彼らが走った時代の、彼ら以外のヤマハライダーのランキングを見ればそれはあきらかである。そして、タイトルを獲得した翌年はたいがいマシン開発においてホンダの後塵を拝することになる。慢心とは言わないまでも、その開発ペースが確実に落ちるのだ。



今年タイトルを取り損なったホンダの、RC211Vによるロッシ包囲網は、来年更に厳しいものになるだろう。HRCはその威信に懸けてもまた突出した性能を持つドラスティックなマシンを出してくるはずだろうからだ。(思うにRC211Vは今年で実質的な役目を終えるのではないだろうか)ヤマハワークスにはくれぐれも気を緩めることなく、今年の残りのレース、そして来年に向けての確実なマシン開発を進めて欲しいと切に願う次第である。

It's a GREAT RACE !!

winrissi.jpg>ロッシ、4年連続の戴冠



MotoGP第15戦、オーストラリア。高速テクニカルなフィリップアイランドを舞台にしたレースは、ホンダ・ジベルノー、ヤマハ・ロッシの、今シーズンの両者の雌雄を決するに相応しい、素晴らしいものとなった。



ここからは例のごとくライブタイミングを見ていての感想だが、予選の展開を見ての予想通り、やはり今日のレースはロッシとジベルノー二人のマッチレースと化した。互いが互いに対して決定的なアドバンテージを作ることが出来ず、非常に緊迫したレースが最初から最後まで続くことになった。



中盤、ロッシがジベルノーの後にコンマ2秒差くらいでぴたりと付く周回が続き、これはまたアッセンのレースのような最終ラップに決着を付けるためのロッシの布石かと思ったのだが、意外にも残り10周を待たずしてロッシがジベルノーの前に。仕掛けたにしては若干タイミングが早いなと思うや否や、そこから最終ラップまでは二人による息もつかせぬ差し合いが始まった。ジベルノーが前に出ればロッシもすぐに抜き返す!そして今回はジベルノーもそこで諦めることなくロッシを追走し、そして抜く!マージンなしのギリギリのせめぎ合いだ。周回毎にトップが入れ替わる。おそらくはゴールラインを待たずして、コース上で二人は激しく順位を入れ替えているだろう。僕はPCのモニタの前で手に汗を握った。どっちだ、一体どっちが勝つんだ?



そして最終ラップ。トップでゴールしたのはロッシ!しかしジベルノーとの差はわずか0.097秒差!これはほとんど同着である。



これによりロッシは、最終戦を待たずして、世界タイトル4連覇という偉業に加え、ホンダ→ヤマハのメーカーをまたいでの連続チャンピオン獲得という驚天動地のことをやってのけた。今シーズンが始まる前、いったい誰が、劣勢のヤマハのマシンで、ロッシがホンダからの移籍一年目でのタイトルを獲得すると予想しただろうか。



恐るべしヴァレンティーノ・ロッシ。まずは彼に心からの祝福を。



一方、タイトルへの最後の望みをかけて走ったジベルノーも今回は意地を見せた。負けたとはいえ素晴らしい走りだった。これだけの集中力を今少しだけシーズンを通じて安定して発揮することが出来たなら、彼の手にタイトルが渡る日もきっと来るだろう。しかし今シーズンの流れを見る限りは、彼は自身の内面のどこか、非常に脆い部分を自らみつけだし、そこを強化する必要があると感じる。勝利に対する貪欲さ。なりふりかまわない執念。心の強さ。そういったなにかを彼は自らの内から引き出さなくてはならないだろう。

実は後がなかったロッシ

>ロッシ:「1分29秒台で走れたと思う」



ちょっと強がりに聞こえる。昨日の予選で30秒台連発していたのはレースセッティングしていたのではなくて、スーパーラップを連続して行ったが狙いのタイムに届かなかったということだったのだ。

今日の決勝前のウォームアップでもタイムがいまひとつのロッシ。セッティングが決まらないのだろう。相当ナーバスになっているはずだ。

ただあくまでレースペースを想定するのであれば、予選のタイムで十分のはずだ。ここでさらなるタイムアップを狙ってセットアップに迷いが出てしまうのは逆効果。決勝も変な焦りが出なければよいのだが。

あくまで最速にこだわるロッシ。それに加えてタイトルの重圧もあるだろう。あと数時間後の決勝、果たして自らの走りをどうまとめてくるか。

MotoGP#15 オーストラリア予選二日目終了

>ジベルノー、逆転タイトルへ意地



今日はなんだかんだ忙しくてほとんどライブタイミングも見てられなかった。それでも飛び飛びでグリッドの推移だけは目の端で追っていた。(仕事しながら。必死で)



ジベルノー、意地のトップグリッド奪取である。



ロッシは結局初日のタイムのままで終わったが、今日のタイムの出し方を見ていると、ポール獲得にどこまで拘っていたか図りかねる感じもちょっとした。4ラップ目に今日の周回の中での最速ラップを出した後は、1分30秒台のタイムを連発しながら安定した走行を重ねており、これはポール狙いで走ってダメだった(ポケットの中の1秒がそもそもなかった)のか、あるいはもはやタイムはそこそこで、レースペースを想定したセッティングに費やしていたのかのどちらとも取れるからである。

ただ、予選初日のタイムを更新できなかったのは、ロッシとヘイデンの二人だけなので、心配な面もなくはない。特にロッシは自身が得意と公言するコースでジベルノーにポールを奪われたわけだから面白くないだろう。

しかし、他のライダーをざっと見ていても、30秒台で安定して回れていたのはロッシとジベルノーくらいしか見あたらなかったので、明日の決勝はこの二人でのマッチレースになりそうだ。

MotoGP#15 オーストラリア予選初日。

DL-24541.jpg先週に引き続いての連戦。1週間なんてあっという間だ。追い込みのかかるMotoGP第15戦@オーストラリア予選初日である。



>ロッシ、快調な出だし



確かにそうだ。だが、結果が全てを物語る、わけではない。



確かに結果的にはロッシ暫定のポールタイムだが、ライブタイミングでのタイムの推移を(仕事しながらチラ)見ていた限りは今回は楽勝ぶっちぎりムードというわけではなかったと思う。エドワーズとジベルノーの二人とロッシの三人で、最後はポールの奪い合い、ラップ合戦の様相であった。ロッシは確か予選中の全ラップ25周走った最後の周回がこの暫定トップタイムだったし、それまでは直前の24周目に最速を出していたジベルノーがトップだったのだ。(ジベルノーも最後25周目を回ったが、タイム更新はできなかったようだ)



ロッシとしてはあるべきポジションに収まって安泰。ただ内心のマージンがどの程度かで心理的な余裕度も変わってくる。今回の舞台であるフィリップアイランド大好きだというロッシ。その割にはタイムの出し方に余裕がなかったような気がする。今日の感触で明日の二日目にどの程度のタイムアップが図れるか、それが他のライダーに対してどれくらいのアドバンテージを築けるものなのかはロッシもすでに計算に入っているだろうが、今日の予選でのタイムの出方からして、今回のホンダ勢は、ロッシといえどもあなどれない感が漂っている(初っ端にエドワーズが出したトップタイムにはなかなかにインパクトがこもっていた)。それに、前回のマレーシアで勝利を飾ったレースも、結果が物語るほどロッシは楽なレースはしていなかったと思う。本当の全力で走って、あの結果だったのだ。残り2戦、ロッシが全てのセッションで勝ちを狙いに来るのは間違いないが、もしなにかの要因で彼のギリギリのコンセントレーションが乱されたとしたら・・・まだまだ何が起きるかはわからない。



一方のホンダの雄、ジベルノー。彼としては今日の初日の結果は万々歳だろう。2位でもきっと満足しているに違いない。「セッティングは出ている。タイムも悪くない。決勝も大丈夫さ」彼の場合、そうやって自分を安心させることがなにより大事なのだ。

現地は天候が不順なようで、今日の予選前のFP1はウェット路面だったらしいのだが、そこではジベルノーがレインマスターの面目躍如のトップタイムだったということも、心理面からすれば彼を支える大きな要因だろう。

しかしつくづく彼の走りはアップダウンが激しい。躁・鬱・躁・鬱。前戦が完全な鬱だったので、今回は躁状態、か?明日変にポジションをくずすようなことさえなければ、決勝では良い走りを見せてくれるだろうと思う。たぶん。



明日の予選二日目に続く。

需要と供給の関係

4752001470.jpg>NHK、(MotoGPの)中継から撤退



見る人がいない(数字が取れない)んじゃ仕方ないな。単なる市場原理。



そもそも僕はNHKの衛星放送が見られる環境を持っていないし、現状、GPの中継は、映像が無くとも、MotoGPオフィシャルサイトのライブタイミングの数字だけ見られればとりあえずは事足りている(タイムを見ていれば何が起きているかはだいたい想像できる)状況だ。そこでNHKが、その不人気さ加減からWGPの中継から撤退を決めたと聞いても、そんな僕からは、残念は残念だけど仕方ないしそういう決定がされるのも当たり前だろうなという半ば諦めに似た感想しか出てこない。



僕はモーターサイクルレースは好きだけど、それが見られなくなったら困るかと訊かれると、その深刻度は来年から電気や水を止めますよと言われることほどのものではないのも事実なのである。

うんざりだね

毎日雨だしやんなっちゃうね。



しかもここ数週に渡って、休みといえば雨だ。昨日の休みも(休みだったのだ)雨の中クルマでカミさんと近所をあてもなく彷徨っただけの徒労に終わった。それでも無理クリ視察がてらに行ったペット同伴OKのカフェで出てきたコーヒーがびっくりするほどおいしくないくせに値段ばかりが高くてがっかりというか(あからさまに保管の悪い古い豆を使っているのが分かった)、同業としてこれでいいのかねえと思ったり思わなかったり。



結局疲れて帰ってきてからはゲーム三昧。



いま一番やり込んでいるのはニード・フォー・スピードアンダーグラウンドEA BEST HITS。とにかく単純で面白い。あれこれ考える必要もなく、アクセル全開で走ればいい。いま話的には佳境で、あと10レースくらいで全クリとなるところ。なんとか終わらせたいのだが、最後に来て猛烈にアザーカーが速くなって参っている。同じレースを何度も何度も何度もぐるぐるぐるぐる続けている。



あともうひとつ先日買い込んだバカゲーをやってる。お姉チャンバラ。半裸のお姉ちゃんがゾンビを切りまくる「だけ」のゲーム。最初はうわあ値段なりのクソゲー買っちゃったよと後悔したのだが、しばらく我慢して(ホント我慢して)やり続けていたら面白くなってきた。というか、面白いとかどうとかいう判断が働かなくなってきた。ただひたすら切りまくり。ゾンビの頭に手足飛びまくり。血しぶき飛びまくり。



ニード・フォー〜にしろ、お姉チャンバラにしろ、こんなゲームばかりやり続けていたら確実に馬鹿になる。モニターを見ながら何も考えずにコントローラーのボタンをただひたすらに連打連打。脳細胞の一部の活動が停止していくのが自分でもわかる。これがゲーム脳?思考能力が低下し、反射反応だけに身を任せている。まさに実験室のサル気分だ。



しかしこういう状況に意図的に身を置くことで、日常の煩雑な感情から開放される気分になることは僕にとってのメリットだ。僕は日頃どうもあれこれ考えすぎの傾向があるので、こういう思考停止状況に無理矢理自分を追いやらないと、頭のある部分の回路がオーバーヒートして焼き切れてしまうのだ。



・・・というのは詭弁であるが。



とにかくすっきりと晴れた秋空が待ち遠しい。そうでないと僕はテレビのモニタの前で脳味噌がとろけきってしまう。



せめてその前に、バイクで思い切り走りたいものである。

いまさらながら思うこと

s.jpgいまF1の鈴鹿でのレースをビデオで見るともなく見ていて思ったが、やはり鈴鹿はコースが狭すぎである。パッシングポイントが少ないとはかねてから言われてきたが、そういうレースの見どころを演出する云々とは別に、特に前回の上海やらマレーシアの新しいコースと見比べると、明らかに見劣りがするし、うーん鈴鹿はいかにも作りが古くさいなあと、今回改めて感じさせられた次第である。



とにかく全体的にコース幅が狭い。ランオフが少ない。近年さらにスピードを増したF1マシンが鈴鹿のコースを走る姿はいかにも余裕がなく危なっかしい。昔ほどではないだろうが、メインスタンド以外の観客席は山間の土手にベンチシートがあるだけだから、今回の台風みたいなことがあると、足下が泥まみれになってしまうだろう。レースに参加する側にも見る側にとっても、近代化するサーキットの流れからして、そこで受ける負担は年々増してきていると思う。なぜなら、長年の間に数々の改修を受けてきたとはいえ、鈴鹿サーキットは基本的に1962年に作られたままの姿でなのある。



>鈴鹿サーキットの歴史



開業当時はせいぜい好き者が集まるだけの場所だったろうし、そもそもがテストコース的な意味合いが強い鈴鹿サーキットなのだ。走るクルマだってレーシングカーですら200馬力そこそこの時代に作られたコースで、いまの600とか800馬力とか言われる(もっとだっけ?)F1や、バイクですら250馬力を越えるMotoGPのようなマシンを走らせること自体がいささか無理があるのだろう。事実、MotoGPは加藤大治朗の例の事故以降開催がなくなっているし、来年度以降もどうやら駄目そうだ。F1の方はマシンの方の安全性があってこその開催が出来ている面があると思う。



いまのままでコース幅を広げたり、ランオフを拡張するにも物理的な限界があるし、まわりの用地買収ももはや限界と聞く。



レースのエンタテインメント性と安全性の両立のためには、鈴鹿はそろそろ根本的な改革の時期に差し掛かっているのではないかと、無責任に思う秋の午後であった。



・・・なんだか台風が去ってもスキッと晴れないなあ・・・。

タイヤの空気圧に注意!

220.jpgこのところ陽気がだいぶ涼しくなってきたこともあり、タイヤの空気圧も下がっているだろうと気にはなっていた。事実、先日久しぶりに走らせたCBRも、ハンドリングが重く、ブレーキングで不自然に車体がねじれて起きあがろうとする動きが顕著だったりした。



というわけで、夏の暑いさなかにチェックして以来のCBR600RRの空気圧チェックをしてみて吃驚仰天。



F170kpa/R230kpaしかない!



規定の空気圧がF250kpa/R290kpaであることからすれば、これはほとんどパンクである。

これだけ低い空気圧でも、タイヤは触っただけではほとんど変化はなかったので(走り出す前にどれくらい固いかは触って一応確認してはいたのだ)、まさか実測でここまで落ちているとは思わなかった。そりゃハンドリングも激変するわけである。CBRはラジアルのタイヤを履いているせいだろうか。もう一台持っている、バイアスタイヤのFZRだと、手で触ればだいたい空気圧が足りてるかそうじゃないかくらいはわかるものなのだが、CBRではその方法はいささか危険なようである。今後は改めたい。また、このブログをたまたまご覧になったバイク乗り、もしくはドライバーの方にも、自らの愛車の空気圧チェックをいまいちどこの時期にされることをお奨めしたい。夏と秋では気温の低下に合わせてタイヤの空気圧も大きく変化するのである。(僕の日常の足であるクルマのbBのタイヤ空気圧も合わせて調べてみたら大幅に減圧していた)今年の夏があそこまで気違いじみて暑かったことからも、常にも増してその降下の度合いも大きいものになってしまうわけだ。



というわけで本来の空気圧に戻されたCBR。明日には天候も回復するようなので(今日は台風一過で晴れかと思ったら雨が降った!)、どのような塩梅かチェックがてら近所を走らせてみたいと思っている。なにぶん4月に乗り始めてまだ総走行距離は550kmを数えるに過ぎない我がマシン、なのである。いつまでも初々しい関係を続けている僕とCBRであった。

今日はイソガシイぞ!

F1グランプリ@鈴鹿予選結果



台風の影響で予選が順延。今日の日曜に予選と決勝をまとめて行うという前代未聞(DaYoNe?)の展開。現地の観客にとっては一日で二度美味しい、チームやスタッフ、ドライバーにとってはかつてないほど忙しい一日になっているはずだ。



期待の琢磨選手は予選4番手と上々の結果(DaYoNe?)。ポールはシュー兄、セカンドが弟、サード長嶋。(誰?)de,琢磨、バトンのB.A.R勢というわけだ。そしてなんと、そのあとが今回からトヨタドライブのトゥルーリじゃないですか!これはまた見どころ増えた感じだ。決勝は2時間後。熱戦を期待。



そして一方のMotoGP@セパンも決勝の時間が迫っている。タイスケ的に時間がF1と被っていそうだが。このあとのチェックが忙しい。(仕事しろと>自分)いましがた終わったフリープラクティスではロッシが意地と気迫のトップタイムを叩き出している。やはり怒っている。ちょっと気合い入りすぎではと危惧するくらいだ。こちらも熱戦を期待しつつ。



仕事だ。

本当の恐さとはこういうことさ

rossi46.jpg>ロッシ、最速ラップをマーク



ロッシはたぶん怒っているんだと思う。前回のカタールでの降格グリッドの裁定に。いや、むしろそれはどうでもよくて、最後尾スタートであまつさえトップすら狙えるところまでポジションアップしたあげくの自らの転倒に。だからこその今回のこのブッチギリポールタイムなのだ。



ライブタイミングで最後の10分ほどであったが見ていたのであるが、ラストアタックでバロスが突っ込んでくるまで、それまで二番手につけていた、あ、今回はこんなところにいたのヘイデンに1秒以上の差を付けていたロッシであった。それはもう震えが来るほどの威圧感であった。怒れるロッシ。「オレが一番速いんだ、文句あるか!」その恐さがタイムからほとばしり出ていた。

これで決勝も、ロッシは初っ端から飛ばしてきそうだ。タイトルのために、何より自分の速さを証明するために。誰よりも速く。ただそれだけのために彼は走るのだろう。



しかし他のヤマハ勢が総崩れなことを考えても、このロッシのタイムは驚異的としか言いようがない。マシン的には相変わらずヤマハは大劣勢なのだ。しかしそれをロッシは速く走らせている。



さてその他のライダーに目を移すと、、、ん、やはり今回もオフィシャルサイトのリポート結果(ライブタイミングもだ)とトーチュウで出てるレポートと全然違うじゃないか!



>中野、今季最高の3番手



中野!中野!予選3番手!やったなあ。すげえなあ。ついに来たって感じである。しかもジベルノーの前!これでガラスの神経のジベルノーの自信がまたガラガラと崩れそうである。「僕のホンダがカワサキより遅いなんて!」



それはともかく、決勝では中野選手にはとにかく勢いで行ってもらいたい。こうなったら(どうなったら?)最悪リタイヤでもいい。トップに絡めるだけの速さを持っているんだと言うことを周りのライダーにアピールできればそれでいい。その勢いのまま走り切れれば、結果は自ずと付いてくるはずだ。何よりカワサキのマシンでこのポジションに位置しているというのが素晴らしいではないか。これもロッシと同じく、劣勢のマシンで速く走るということは、それは純粋にライダー個人の資質の問題になるからだ。「あいつは速いんだ」その強烈な証明になる。



この中野選手の躍進によって、タイトル争いとは別に、明日の決勝レースが非常に楽しみになってきた。

ストレス・ストレス。

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いつまでもだらだらと遅せえっての。

彼には恐さを感じない

59619_0.jpg>玉田、会心のスタート



あえて厳しい物言いをすれば、はっきり言って、前回のカタールのような走りをしている以上は、いくらシーズン途中で何度か勝とうとも、玉田選手がシリーズタイトルに絡むのは当面夢のまた夢である。



繰り返しの話になるが、彼の走りはタイヤに依存しすぎである。だからこそタイヤグリップの確保できないカタールのようなコースであそこまで苦戦したわけだし(ライブタイミングを見る限り、彼は常にトップとは平均で3秒以上のビハインドで走り続けていた。コースレイアウト的には彼の好きなコースであるにもかかわらずだ)、一方でカタールと同じようなコース特徴を持つモテギで、彼があそこまで独走優勝できたというのもタイヤグリップの恩恵をとことん受けた結果であると、僕は思っている。コーナリングスピードを高めることで増大するキャンバースラストをコーナリングフォースと変換することが彼の走りの良くも悪くも真骨頂である。簡単に言えば高いコーナリングスピードによってバンク角を深めることで旋回力を得る走り。そのためには何より確実なタイヤグリップが、特にフロントのタイヤグリップが必要なはずで、それさえ確保できれば、特にコーナーの曲がり込みの深い、定常旋回の続く、近代設計の人工的なサーキットでは無類の速さを発揮するだろう。それについては疑う余地はない。



だがしかし、だからこそ、いまの走りを続ける限りは、玉田選手は年に数回勝つだけのライダーで留まり続けてしまうと僕は思っている。時代が進んだとはいえ、世界戦で転戦するサーキットには様々なレイアウトのコースがある。常に同じ条件でのコーナリングが出来るわけではない。つまりシリーズを戦う上で、彼のような(一本調子の)走りでは、勝てるコースとそうじゃないコースの差が明確に付きすぎるのだ。



僕は彼の走りを見たのは今年が初めてなので、これまでの経歴や成績についてはまったく知らないのだが、おそらくはレース結果も浮き沈みの激しい、勝てそうで勝てない(タイトルを獲りそうで取れない)内容が多かったのではないだろうか。(彼は何かのタイトルホルダーなのだろうか?あとで調べてみるが)



・・・すっかり話がそれた。



マレーシアGP、予選一回目終了である。その玉田選手が暫定のPP。以降タイトルを争うジベルノーにロッシ。リポートを見る限りは現地の天候が不安定なようで、もし明日以降雨にでもなれば、このままのポジションでグリッド順が決定する。

初日で目を引くのはカワサキの二台。ホフマン5番手、中野6番手である。前戦カタールでは僕は大穴中野選手の優勝というのに賭けたわけであるが(いや、別に賭けたわけではないが)、結果はマシントラブルであっけなくリタイヤであった。しかしそれまでは3番手近辺を走っていたはずで、その速さについては相当に期待が持てるレベルになってきた。中野選手には何となくF1の佐藤琢磨選手っぽい匂いを感じてしまうのだが、マシンが安定して走りさえすれば、勝てないまでもトップ数台の競り合いには確実に絡めそうだ。楽しみである。チームカワサキには万全のマシンメンテナンスをお願いしたい(オイル周りが心配だ!)。



明日の二日目の展開が気になるが、ジベルノー/ロッシにしてみれば、自分たちの予選順位近辺にまとわりつく他のライダーたちを、いかに決勝で「二人の間に入れるか」が、ポイント差をコントロールする上で非常に大きな戦略になるだろう。この二人のレベルであれば、どちらかがトップを取った時点で、レースコントロールに入るはずで、自分のペースを上下させることで追いついてくるライダーをどこに位置させるかすら操作するだろう。もちろん間に入るライダーは多ければ多いほど良い。そうした視点で見ると、初日の現時点では玉田選手くらいしか二人のタイトル争い(のポイント差)に絡めそうもないことが、良くも悪くも二人の戦略の幅を狭めることになりそうだ。結局は二人はお互いのことしか考えられなくなると。



まるで恋人同士のように。

予想もしない幸運が!

予想も出来ない幸運を予想した時点で負けである。

直撃じゃないか!

koiki.jpgasahi.com:台風22号の状況



せっかくの連休、台風直撃である。



個人的には連休関係なしで仕事なのでそれはそれなのだが、問題は週末のF1グランプリ@鈴鹿である。



僕はF1はMotoGPほど見ていないので詳しい戦況分析はできないのだが、そういう浅はかな視点で期待するはやはり佐藤琢磨選手である。先日の深夜のCXで、琢磨選手の密着リポート的な特番をやっているのを見るともなくみていたのだが、彼の走りに賭ける意気込みというか勝利へのスタンスが実に清々しく、シーズン終盤、タイトルは遙か昔にシューマッハとなったいま、見せ場としてはもはや彼の勝利くらいしかないという思いを新にした次第である。



そこでやってくるは今年一体何度目だの台風である。



予想進路を見ると、影響を受けるのは9日の予選が主になりそうだが、フリープラクティスから予選までが雨、決勝が台風一過の晴れとなると、それはそれでレースのタクティクス的な部分での影響が相当に大きそうだ。ドライセッティングができないままの決勝。事前のデータや経験が大きくモノを言うだろう。そこは勝手知ったる鈴鹿のコース、琢磨選手のアドバンテージというのも自然と生まれてくる。積み重ねてきた経験を速さに変えて見せるならいまである。ホンダだって自分の庭で他メーカーのマシンの独走を許すことはプライドに賭けて阻止しなくてはならない。



B.A.R.ホンダはとにかく壊れないマシン(エンジン)を琢磨に与える必要がある。今年何度もレース途中でかちかち山と化したホンダエンジン。琢磨の走りの足をそのたび毎に引っ張ってくれた。それでも腐らず結果を出そうと奮闘を続ける琢磨選手に本来的にホンダは頭が上がらないはずだ(そのくせ偉そうにエンジニアが琢磨の走りにケチを付けているのを先日のテレビで見て僕は大いに憤慨した)。恩を仇で返すような、ホームコースで火を噴くというまさかの失態は何があっても避けて欲しいものである。



佐藤琢磨選手、その熱い走りで鈴鹿に初勝利という歓喜の嵐を呼ぶことができるか。



がんばって欲しいものである。

冷静と情熱の間に

今週末はマレーシアGP。開幕はすぐそこに迫っている。



ジベルナウ、集中力を維持して



先週のカタールに始まって、MotoGPは最終戦バレンシアまで間髪入れずの4週連続レースが続くスーパーハードな期間に突入した。



タイトルを争うホンダ・ジベルノーvsヤマハ・ロッシの対決は、前回のロッシの転倒リタイヤのおかげで、再度俄然熱を帯びてきた。残るレース、タイトルを狙う以上、その自らの速さの証明のためにはジベルノーは勝ちを狙うしかないわけだし(ロッシの前でゴールするだけではダメだ)、ロッシはロッシでその性格的な傾向から否が応でも勝ちに来るレースをするだろう(そうでなければ前回のカタールで転ぶようなことはなかったはずだ!)。



勝たなくてはならない。ミスもしてはならない。二人に求められるのは完璧なるレースなのである。



この重圧。勝ちを意識しすぎてもダメ、しなくてもダメ。逃げ場など無い。



なんといっても残りのレースが少ない。ポイント差も縮まった。普通に考えれば、ランキングトップのロッシは守りに入るだろうし、そうして然るべきだ、と少なくとも僕は考えるが、どうやらロッシはそういう思考をするライダーではないようだ。「勝たなきゃ意味がない」「一番速いのは自分だ」その証明のために毎回の勝利を目指してしまう。これは彼の何よりの強みだろう。これがあるからこそ、圧倒的に不利といわれたヤマハに移籍した初年度に、いきなりのランキングトップ快走するという状況を引き寄せた。そして、それが逆に働くとすれば、それがカタールの転倒であり、遡ってブラジルでの転倒ということになる。



「2位なんて妹にキスするようなものさ*」と意味深な暗喩を繰り返していたのは誰あろう、僕が敬愛するエディ・ローソンである(*これはもちろん負けは味気ないということを言っているのだ!)が、一方で彼は、シリーズタイトルのためには時には我慢のレースをかなり意識的に行うことをしていた。勝たないまでも負けない走り、ポイント獲得のための走りというやつである。それが高じて"ステディ・エディ"のありがたくないニックネームをつけられてしまったわけだが、しかしそれも、自分のスタイルを変えることなく、繰り返しタイトルを獲得することで、ステディの意味を自ら書き換えていった。単に守りではない、真の強さ、物事をトータルで見通せる強さがステディの真の意味であると、周りの者に納得をさせたわけである。そして、そんな独特の強さを発していたエディ・ローソンというライダーに僕は心酔しているのである。



ロッシはローソンとは明らかにタイプが違う。だから、ということもないのだが、やはり前回のような転倒を見せられると、稀代の強さを見せる連続チャンピオンのロッシとはいえ、まだまだ幼い面があるように感じてしまうのだが、これはさすがに僕も自分の立場を度外視しすぎている発言とは思う。勝利に賭ける執念。タイプは違えど目指すところは同じなのだから。ただ、ヤマハびいきの僕からすれば、ロッシには今一度ステディの意味を捉え直してもらえたらという願いはあるのだが。



一方、その執念、と言った面で見ると、やはりジベルノーにはハングリーさが足りない印象だ。勝ちたいし、勝てるに越したことはないけど、状況が揃わないなら仕方ないと諦めてしまう度合いがいささか表に強く現れすぎている。気分が良いときは良い、駄目なときは徹底的にダメなのだ。語弊があるかも知れないが、敢えて言うなら躁鬱的な走り、とでも言えるかも知れない。



シリーズチャンピオンに必要なのは、勝利に賭ける熱くたぎる鉄の意志。一方で自らの状況を適宜的確に把握し判断する氷のような冷静さ。その相反する二つの武器を手に、最後まで生き残り、ワールドチャンピオンという結果をその手にするのは、果たして。

それは理由もない自信

でもやっぱりオレの方がまだマシだって思えるなら。

オレの方が上手くやれるって思うなら。



それをやればいい。



ただ黙々と。

Yamaha Motor Europe - YZF-R46

R46.jpgYamaha Motor Europe - YZF-R46



Sun side と Moon side。一粒で二度美味しい?マシンセンターで半々のカラーリングがなかなかにアグレッシブである。ロッシモデルのYZF-R6であるから"R46"だという。いちいち洒落が効きまくっている。普通レプリカであれば、いまならMotoGPでロッシが駆るゴロワーズのブルーに塗られるのではと思わなくもないが、これも悪くない。テスト走行をしているのはロッシ本人であろうか。それと分かるアングルでの写真がないが、少なめのハングオフのフォームからしておそらく本人なのだろう。長身の彼が乗ると若干ポジションが持て余し気味であるが、そこからコンパクトな車体であることが伺える。カラーリングとマフラー以外は05モデルのR6そのもののようだが、今シーズンのロッシの活躍からしても相当の人気を集めそうである。僕も、、、つまらないところに拘って申し訳ないが、もしこれがセンターアップマフラーであったら即乗り換えの算段をするところである。

(*あとで知ったが、これはロッシモデルではなく、"ロッシデザイン"のモデルなのだそうだ。このハーフ&ハーフのデザインは彼の手に依るものらしい!)



そういえば昨日クルマで走っていたら、前にR6を見つけた。珍しい。しかし後ろからみていてつくづく思ったが、やはりR6はマフラーがでかすぎる。おそらくは騒音と触媒の関係なのだろうが、サイレンサーが車体に比して不釣り合いに太く長く、どうひいき目に見てもバランスを欠いているように思えてしまう。これを考えると、CBR600RRのセンターアップマフラーは、よくあの大きさでシート下にサイレンサーを収めているものだと思う。触媒がエキパイの方にあるらしいのだが(バラしてみていないので分からない)、そういう関係であろうか。



おそらくは、06モデルではR6もセンターアップ化されるだろう。そうなったときが僕的にはヤマハへの"再移籍"を本格的に考える契機になるはずだ。たぶん、おそらくは。

これがあるからレースは分からない!

まさかロッシが転倒リタイヤとはね!



>ジベルナウ、歴史的な中東初GPを制覇



確か6周目だったと思うが、ライブタイミングを見ていて、「46,out Rider OK」の文字を見て、モニタのこっち側がひっくり返った。



なにやらスタートで一悶着あったようで、ロッシはビアッジとともに最後尾スタートというのがケチの付き始めだ。スタートから相当なジャンプアップを果たしたロッシが4番手にあがり、前の3番手を伺うが、それでもトップとの差が2,3秒と開き始めたところだった。



転倒。シンジラレナイ。



路面の悪コンディション等もあったのだろうが、今回の転倒は追い上げを焦ったことが一番の原因であろう。



しかしこの転倒がなくても、今回ロッシがジベルノーを追い落とすのは難しかっただろう。それくらい今日のジベルノーは乗れていた。一人初っ端から2分を切るラップタイムを連発し続け、追いすがるチェカを蹴散らし、最後まで後をついてきたエドワーズにも2秒の秒差をキープし続けたままの圧勝であった。正直、僕はあのスピードで最後まで走りきるのは不可能ではないかと思っていたのだが、ジベルノーはそんな外野の心配はどこ吹く風の快走を見せた。今回は予選から気分良く走れたのが良かったのだろう。精神的に安定しているときの彼の強さを改めて証明することになった。



しかし、ロッシも盛り上げてくれるものである。これでせっかくジベルノーとの間に築いていた29という大きなポイント差も14となり、チャンピオンシップ争いはここに来て再度混迷の度合いを深めることになった。



残るマレーシア、オーストラリア、バレンシアのコースは、今回のカタールと同系統の傾向を有するサーキット(人工的でコーナーの奥が深く定常旋回が続く)で、ロッシ(というよりヤマハ)が苦手なコースが続く。これはロッシ自身も自覚があるようで、その手の発言はカタール前にも発していた。

だからこそロッシは、勝てないまでも安定した走りで上位フィニッシュを目指していくのではないかと思っていた矢先の今回の転倒である。ポイントのことを考えれば、転倒、リタイヤだけはなにがあっても避けなくてはならないリスクであったはずなのに、まさか、あの、ロッシが!



楽にタイトルをかっさらっていき、あっけなく新しい伝説を築くのではないかと思っていたが、それもこれでわからなくなった。残りのレースでロッシにかかる重圧は並大抵のものではないだろう。なんといってもこれは自分のミスで招いた窮地なのである。



残りのレースも目が離せそうもない。

カエラちゃんモエー!(惚)

Kaela★Blog



年甲斐もなくで申し訳ないが、応援しているのである。木村カエラ女史。というかカエラちゃんモエー!!byジゴロウ、である。



10/27に発売が決まったセカンドシングル「happiness!!」はロート製薬のリップクリームのタイアップソングである。昨晩たまたまつけたテレビでそのCMが流れていたのだが、なんとカエラちゃん自身が出演していてさらにモエー!であった。

先のリンクにあるカエラちゃんのブログを見ていると、なんと飾り気のないかわいさをほとばしらせていることか。と、一応カミさん公認なので公言できるが、イイトシこいてと自覚があることは繰り返し表明しておきたい。



しかし最近は芸能人、タレント問わずブログ花盛りである。こうして(なんとなくでも)身近なところでお気に入りの人物の発言がリアルタイムに見ることが出来るというのもまったくすげえ時代である。



そしてこうしたタレント系のブログでいま外すことの出来ないのは、やはり「真鍋かをりのここだけの話」であろう。僕はこれまで真鍋かをりなんて数多にいるタレントの一人以上の認識は無かったのだが、このブログを見て彼女は実に稀な感性とのびやかな言語表現能力を有した真の「タレント」を持つ女性として認識を新にした次第である。以前エントリーされた「コオロギ・オブ・ジョイトイ」を見たときには僕は思わずモニターの前でひれ伏してしまったほどだ。参った。



僕自身はすでにその使われ方にいささか辟易とした感を抱き、あくまでクローズドな意思表明の場としての役割以上の期待すら抱かなくなっているブログであるが、その人の人となりについてこのようなかたちでの新たな発見ができるということからすると、ブログというツールはまだなかなかに捨てたものではないということなのだろうか。



モエー。。。

WGP round.13カタール・予選最終結果

WGP round.13カタールGP予選結果



やはり各ライダー、予選初日に比べると、格段のタイムアップを果たしてきた。

そんな中でも出色のポールタイムはヤマハのチェカ。唯一の58秒台。

とはいえ、これもタイム的にはおそらく暫定的なものではないかと思う。決勝中にコースのラバーグリップが上がれば(あるいはコース上のダストがきれいになれば)まだまだ限界は上がるだろう。危惧される点は常軌を逸する現地の気温。今回の予選でも路面温度は「58度」という何かの間違いかと思うような状況である。当初は真剣にナイトレースが検討されたらしいカタールだが、この温度状況ではそれもありだと思う。照明設備が十分にあるというのなら、夜に走るレースというのも面白いかもしれない。が、やはり危険だろうな。



決勝の展開であるが、これは本当になんとも言えない。やはりこのキチガイじみた気温が問題で、おそらく今回はライダー、マシンとも耐久レースの様相を呈するのではないだろうか。最後まで走りきれるマージン込みのペースを掴むことが大事だろう。いたずらに限界で走り続ければ、確実にゴール前にどこかがおかしくなるはずだ。



タイトル争いを続けるジベルノーとロッシ。予選では明暗が分かれた。このところ沈んだレースが続いていたジベルノーは、今回の予選順位で「精神的に」持ち直しができたことが大きい。これまでのレース展開からすると、ジベルノーは気持ちで走るタイプのライダーのようなので、気分良く決勝を迎えられた彼がそのまま勝ちを狙いに来ることが予想される。

一方のロッシは今回、予選開始当初からコースにいまひとつ馴染めない的な発言が多く、それが結果にも現れている。しかしこれはタイトルのことを意識して、いまひとつ限界まで攻めきれていないというような気もする。ここまでコンディションが悪い(一定でない)コースで下手に攻めて転倒、ケガでもすればせっかく築いたポイントリードも、タイトルもそのままフイにしかねないからだ。とはいえ、トップとはコンマ5秒差。十分にレースになるタイムである。当人もある程度は厳しいレースを予想しているようであるが、レースペースでのセットは出来ているようで、条件さえ揃えば勝ちに来そうな感じもなくはない。今回も含めて残り4戦。ロッシはトータルでのポイント獲得アベレージをどのあたりに設定しているかで、決勝の走り方も変わってくるだろう。



決勝予想、大穴狙いでカワサキの中野選手の名をあげておこうか。予選も上々。前戦モテギでの勢いをそのまま持ち込めればあるいは、ではないだろうか。また、ジベルノーの走り如何だが、おそらくここカタールでは、これまで成績を上げられなかったクラスの若手ライダーが一発の活躍を見せるのではないだろうか。そういう意味ではポールのチェカも怖い。期待はずれが続いているヘイデンあたりも正念場だ。



なんとなく荒れたレースになりそうな予感を残しつつ、今日の決勝を楽しみに待つことにしよう。

本当のプロだからこそ見えること

非常に興味深いリポートだ。



>ロッシの強さを支える異色の日本人メカニック



この中でも「ロッシはエンジンを非