モーターサイクル>ネコ>ゲーム。僕の人生いまのところまあそんな感じ。この先もずっとそうかは分からない。web2.0時代に抗うかのように、1.0コンセプトを貫き通すBLOG。

おでかけ。

かわいそうな動物たち。

僕にはね、ここは申し訳ないけどほとんど動物虐待の現場にしか見えなかった。

■インナー・シティ・ズー・ノア
http://www.kentosh.co.jp/noah/

ここは「天才!志村どうぶつ園」等々でメディアの露出も多く、珍しい動物がたくさんいるよ、しかもそこにいる動物は、原則すべて購入可能だよ、ということで、おおそりゃ楽しそうだ。ちょっと見に行こうかい、というわけで行ってきたんだけど・・・。

場所は横浜ベイサイドマリーナのさらに脇。さして大きくないテナントビルの2階。中は動物たちがところ狭しとケージに入れられ陳列されている。右を見ても左を見ても、確かにみたことのないような動物だらけだ(爬虫類やら両生類もいる)。

だがしかし。

その飼育環境は劣悪極まるように僕には見えた。500円の入園料(?)を払って、中に入るなりむせかるような熱気と猛烈な異臭(糞尿の臭い!)が鼻をつく。ほとんどの動物は、自分の身の丈ぶんくらいの狭いケージがあてがわれているだけで、中で自由に動けるスペースはほとんどない。猿などはどこかの実験施設程度(あるいはそれ以下)の小さなスペースに押し込められていた。熱帯に暮らす動物に気温をあわせているせいか、フロアはどこも蒸し暑く、かつ(これが最悪なのだが)ケージ内の手入れがまったくといっていいほど行き届いてなくて、どの檻も糞尿垂れ流し状態。それが熱気にあおられて猛烈な臭いを発しているのだ。ここは動物園、と呼ぶにはそれぞれの動物の生育環境についてあまりに配慮がされていないし、ペットショップ、というには売り物である動物たちのメインテナンス(世話)がなされていない。お客には入園料を取って中を見せているのに、そこを「快適に見てもらおう」という心遣いがまったく感じられない。なんなんだ。いったいなんなんだここは。

テレビでは臭いが伝わらないし、そのスペースの大きさ感もよくわからなかったんだけど、実際に訪れた現地は、動物たちのユートピアというよりは、単なる動物倉庫(動物版のドン・キホーテ)の趣しか感じられなかった。こんなところでにこやかに「かわいいですねー!」とか言ってリポートするタレントたちを見直したよ。僕にはとてもじゃないけどそんなことできない。眉間のしわがとれなくて。

行ったのが休日で、たまたまスタッフの手が足りなかったのかもしれない(それらしき人は入り口にもぎりが一人いるだけで、ほかには僕の目には誰一人として見当たらなかった)。それでフロアがあんな惨状になっていたのかもしれない。でも、生体である動物たちを飼育するにはそうした人間の都合なんか関係ないし、少なくとも僕はあの臭いと熱気、動物たちの(傍目あまりに不潔に見える)飼育環境に大いに憤慨し、不快な思いを抱かされたのだ。

インナーシティズーは、もっとどこか(郊外の)広い場所に引っ越すべきだ。こんなピルのワンフロアで動物園まがいのことをやること自体、そもそも無理がある。それと、もっときちんと個々の動物に対して愛情を注ぎこめるスタッフを雇うこと。悪いけど、そこらの町場のペットショップのほうが、よほどそのあたりの気構え・心遣いがあるよ。あと、テレビ屋もいくら近場でロケの無理が利いて、使い勝手がいいからといって、こうした施設の過剰な取り上げ方はやめてほしい。あれでは僕のように勘違いして(間違って)現地を訪れる人が後を絶たないと思う。

あのような施設に囲われている動物たちが、不憫に思えて、いたたまれない気分で僕は家路を辿った。こうした思いを勝手に抱くのは、余計なお世話なんだろうけど。
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