結局このイベントははなからやる気があるんだかないんだかさっぱりわからん。
>【チャレンジ三宅島】東京都の案内チラシ、参加締め切りに間に合わず(レスポンス)申し込み昨日で終わってるんじゃん。事前のプロモートに関しては、僕の生活圏(いちおう首都圏)ではまったくその活動効果が見えなかったけど、いったい何人くらいの参加になったんだかはてさて。
何人参加で開催費用がペイできるんだか知らないけど、結果いろんなところで公費血税の無駄遣いになってなきゃいいね。赤字分は都が補填するんだろ。旅行代理店とかそのたもろもろとか。都知事やらそのお取り巻きやらのマン島視察から積算したら、いったいいくらの費用をかけて、結果いくら取り返す腹積もりなのやら。単に公費突っ込んで三宅島を復興させるなら、ほかにカネの使い方はいくらでもありそうな気がするよ。
知ったこっちゃないけど。
[追記:まあ、最初だからね・・・?]
思わず失笑してしまいましたごめんなさい。
>三宅島レース、一般参加は30台だけ(nikkan.sport)これにプラスして、30台の(しかもフツーの)バイクが集まるイベントを、わざわざ三宅島まで見にくるお客が何人いるかっつー話の方が大事。台数だけでいえば、ちょっとしたオフ会の方が、下手したらもっと盛況になるし、巷でやってるメーカー主催の試乗会なんかっつったらあっというまに千単位でバイクも人も集まることからすれば、これは三宅島復興という目的からしてはあまりに寂しい。ある種の惨状である。
ちょっとまえに参加要綱みたんだけど、三宅島のこのイベントにバイクで参加しようと思うととにかくカネがかかるんだよ。それでも東京都主導でいくらか費用補填されてるんだと思うんだけど、たしか2泊3日の通常(バイクなしの単なるお客さん)参加で2〜3万(これは普通に三宅島観光すると考えればバーゲンだと思うけど)、それにバイクの運搬費用が3万だか上乗せされるのだ。思い描くのは三宅島の雄大な自然の中をバイクで颯爽と駆け抜けるシーンなのだろうが、そのための費用負担はちょっとしたものだ。結果かなりの贅沢ツアーに匹敵する金額がかかるが、そこで施されるサービスがいかほどのものか。費用対効果に何を求めるのか。参加者の価値観が試されているんだろう。
そもそも。
三宅島って遠いんだよ。地図持ってる人は東京の竹芝桟橋からどれほどの距離があるか見てみてほしい。たいがいのひとは「ちょっとそこまで」感覚で三宅島に行かれると思っているのだろうがそれはとんでもない間違いだ。船で片道8時間。飛行機で同じ時間飛んだら、ハワイまで行かれる。だから三宅島に行こうと思えば宿泊必須だし、なにもできない船上での往復16時間がもれなくそれについてくる。船だってそんな数が出ているわけではないから、観客を呼ぶにしたってそもそもの移送能力にだっておのず限界があるのと、なにより現状の三宅島自体に、数百から千単位の観光客を受け入れられる施設が存在しないのだ。だから、そのことから考えれば、この参加台数30台(+一般観客)というのは、ある種実状と身の丈に合った規模に落ち着いたといえなくもないけど、いうまでもなく三宅島の人が思い描いていたのはこんな程度のしょぼいイベントではないだろう。でも言わせてもらえれば、三宅島に常時数千の人を呼び、リゾートアイランドにしようということ自体が現実無視の夢物語なのだ。三宅島を渋谷や六本木にしようという考え自体が現実を見誤っている。それよりは、たとえ数が少なくても、恒常的に一定の観光客が安心して快適に三宅島を訪れることができるシステムづくりの方が先決で、それを「三宅島バイクレース」みたいな傍目センセーショナルなお題目で曇らせてしまってはだめだと僕は思う。これではバイク乗りも、三宅島の人も、誰も幸せになれない。盛り上げられた期待の分だけむなしさが増大させられるだけだ。
イベント当日には石原都知事は現地を訪れるのだろうか?せいぜいが100人単位の参加者を前に、どんなスピーチをするのか見ものである。そこで初めて現実に気づくのだろう。
失敗から得られる教訓があるとはいえ、今回の一連の騒動で失ったものは、あまりにも大きいと僕は思う。
[自業自得だよ]
ちょっとまて。今回の三宅島のイベントがここまで盛り下がったのは、協賛しなかったバイクメーカーのせいだという人がいるけど、それは違うぞ。安全性に対する巷の疑念から、とりあえず本年のレース開催はないということで事態が推移しようとしていた矢先に、都知事が会見で「でも来年以降はレースやりますんでそこんとこよろしく!」と言ったから、国内4メーカーは、そういう裏があるなら協賛しません、全面撤退、となったわけだ。少なくとも今年に限っていえば、あの都知事の余計なひとことがなければ、まかりまちがえばメーカー協賛は取り付けられたはずだ*。そうすれば参加台数30台とかいわず、もっと違ったかたちでの盛り上がりかたができたはずである。(*結果的には馬鹿正直な都知事に救われたことになるが→僕は三宅島でのバイクレース開催には、常識的な安全性の確保ができない環境下での開催には絶対的に反対している)
・都知事が三宅島でバイクレースをやると宣言
↓
・マン島に視察に行く
↓
・レース中に前田淳死亡
↓
・三宅島を宮城光氏ほかアドバイザーが試走し、そのあまりの危険性から
「レースを開催すべきではない」と提言。
↓
・なんとなく(世間がうるさいし、開催まで時間がなくなってきたから)レースイベントがなくなる。
↓
・ツーリングとかするイベントになる。→このあたりで都知事「来年はレースやる」発言
↓
・開催告知が遅れる→チラシも間に合わない
↓
・応募締め切りで参加30台が判明
↓
・さて来週のサザエさんは?
僕のアタマのなかで記憶する範囲だと、ざっくりこんな流れだったかと。確か最初に都知事が三宅島でレースやるといったのが2005年あたりで、それから足掛け丸2年でこの体たらく。旗振りが石原都知事でさえなかったら、もうちょっと違う展開も望めたはずだが、やつのレースに対する「素人考え」がすべてをぶち壊し、話をおかしな方向に進めてしまったのだ。
とにもかくにも、三宅島復興と、バイクレースとは切り離して考えるべき問題だ。なんでもかんでも一緒くたにまとめて解決しようとするからこんなみっともないことになるのである。あと、最後に今回の三宅島の一件で相乗りしているバイク業界関係者にひとこと言っておきたい。「バイク(乗り)のエゴのために三宅島を利用するな」。本当に三宅島の復興を望むなら、ほかにできることは山ほどある。べつにレースにかこつけなくても、普通に東海汽船に乗って三宅島に遊びにいくだけでいいのである(250ccまでならバイクも運べる)。それだけで三宅島復興の大いなる一助になるのだ。それをやらずに、なんで今回のイベントにただ思いついたように相乗りするのだ。やれ島の復興のためのボランティアだ島民とのふれあいだなんだ、そんなもの僕に言わせれば単なる似非だ。
[お金の話]
wikipediaにあった記載。
(チャレンジ三宅島モーターサイクルフェスティバル)予算
東京都は、専門家による検討経費などに4000万円、都道改修に3億円を2007年度予算に計上している。民家への衝突を防ぐガードレールを増強し、マンホールには滑り止めを施す予定である。運営する三宅村(人口2934人)も、開催に必要な約3億円を負担する見込みであり、村民一人当たり約10万円の負担となる。合計で6億以上のカネが動いてる。それで参加30台ですよ。こんなんでいいんですかね本当に。都議会でもちゃんと追及したほうがいいですよ。都知事に食ってかかれるだけの気骨のある議員がいればいいけど。
[誰かが都合のよい嘘をついている]
なんだよ、これじゃあ先の発表にあったのとぜんぜん数字的な整合性が取れないじゃん。
>楽しみな三宅島イベント(小林ゆきBIKE.blog)〜さて、新たにわかった情報です。
参加は関係者合わせて600数十名以上。
三宅島の人口は約3000人ですから、人口の2割以上が増えるとなると、数字的には大成功ではないでしょうか。〜
〜このうち、バイクでの参加は最終的に150台程度になる見込みだそうです。〜一般の参加者が30名で、それが関係者を合わせると600名以上に膨れ上がる?バイクも150台?おかしくないか?両方の言い分を信じれば、
どんだけ〜いかほどの関係者だけのイベントなんだ?ってことになる。これは
一般参加の方々にはさぞ手厚いホスピタリティが用意されることだろう。ちなみにだけどこのイベント、確かオフィシャル参加者の参加費は主催者持ちだったはず。えーとね、おおざっぱにそれ×600名換算で・・・・。うがった見方させてもらえれば、それだけで今回の大会運営費(4000万)使い切ったんじゃないの?都知事の外遊費とかも当然それに入るわけで。で、それで都の職員はちらしを外注に出すカネがなくてカラーコピー(であげく配布が間に合わない)とか。
誰かが自分に都合のいい数字だけをおおっぴらに発表してる。その真偽については、外野の僕らにはわからない。わかんねえから推察してるんだよ。