えー、昨日のMotoGPオランダ、ダッチTTでは、ロッシが優勝。自身のキャリア通算100勝目を見事達成。見どころとしては、ただそれだけ的な、かなり退屈なレースでございました。。。一応後続集団で5位あたりを争うバトルがあるにはあったけど、あれはコースが狭くてそれっぽく見えただけで、実際はほぼ縦列走行が続いてたってだけだしねえ・・・。
というわけで、主だったライダーのレース後のコメント。ちなみに、マルコ・メランドリは、チームハヤテの広報経費削減のため、公式な発言はパドックのプレスには出てこないとのことでございます・・・。非公式な発言として、マシンはリヤグリップに問題あり、先のスペインでのレースで(さらには引き続いて今回も)ストーナーが具合を悪くしたのは、二台のヤマハに「やられちゃった」からだろとシニカルなコメントがあったそうです。非公式な発言ていいな(笑)
■MotoGP Assen - Rider Quotes:twowheelsblog.http://www.twowheelsblog.com/post/2496/motogp-assen-final-rider-quotes============================
1位:ヴァレンティーノ・ロッシ
「これはとても感動的な瞬間だよ。今日の勝利は僕のレース人生の通算100勝目として、人生のたそがれのその瞬間まで、今後なんども思い出すと思うよ。通算70勝を達成したときには、100勝なんてとんでもなく遠くのことだと思っていたんだ。でも今日、こうしてここに立つことができた。本当に素晴らしいことだと思う。この10年、僕についてきてくれたジェレミーやチームスタッフのみんな、そのほかたくさんの人々が、僕のために100%の努力を捧げてくれた。そして、僕のともだち、そしていまから30年前、ここアッセンで勝利した僕の父であるグラシアーノに、心からの感謝を伝えたい。そのころ僕はまだ赤ちゃんで、両親は僕の世話にかかりきりだったんだ。今日、このモーターサイクルの聖地であり、数多くの歴史を刻んできたアッセンという地で100勝を達成できたことは、本当に素晴らしい瞬間だった。今日のレースはパーフェクトだったよ。スタートもばっちり決まったし、僕のマシンはシンジラレナイほど調子が良かった。まあ、こないだのバルセロナのラストラップみたいな展開を期待していた人にとってはご愁傷様な展開だったとは思うけどね!ロレンソに対して、僕はコース上の多くの場所でアドバンテージを得ることができた。ライディングもばっちりだったよ。僕の100勝というのは僕以外じゃアゴスチーニしか達成していないんだ。でも彼はそれよりも22勝も多く勝ってるんだよ!彼が未だにグレイトなライダーなのはそういう意味さ。100勝というひとつの節目を達成したけれど、僕らのチームは雰囲気も最高だし、かつてないほどモチベーションも高まっているから、これからもこのチームで勝利を重ねていきたいね!」
2位:ホルヘ・ロレンソ
「まずは今日の素晴らしい勝利を記録したヴァレンティーノにおめでとうと言わなきゃ。おめでとうヴァレンティーノ。今日の僕は、スタートを失敗しちゃって、そこからはトップに追いつくためにかなりリスキーな走りをすることを強いられた。ヴァレンティーノになんとかついていこうとしたんだけど、彼はコースのそこかしこで僕よりも速くて、彼は今日36秒5とかそのあたりのタイムでラップしてたけど、今日の僕はとてもそんなタイムで走れる自信はなかったよ。バイクの感触もいまひとつだったしね。レースを進めていくと、フロントタイヤがちょっと"閉じた:切れ込む"ような感じになっちゃってね、こうなったら2位を確保するために走りを切り替えたんだ。それでも表彰台に上れたのは良かったよ。今日の表彰台は、僕の50回目の表彰台獲得記念なんだ!僕らはまだまだ十分な戦闘力があるからこれでもハッピーだよ。これでトップからは5ポイント離されちゃったけど、でもポジション的には悪くない。次のラグナ・セカがいまから楽しみだよ!」
3位:ケーシー・ストーナー
「今週アタマからはずっと体調は良かったんだけど、金曜になってからまた具合悪くなっちゃって・・・。いろんなサプリメントやらビタミン剤やらを飲んだんだけど、ぜんぜん効かなかったよ。こんな状態だったから、レースで前についていくのなんか到底無理。ポイント確保のことだけを考えて走った。今日も素晴らしいバイクを用意してくれたチームのみんなに感謝。そして、カタルニアから僕の体調管理のためについてきてくれたマシアゴネアと理学療法士のフレディの二人にも感謝したい。次のラグナは来週すぐのレースで、体調を取り戻すには十分な時間がないけれど、できる限りのことはやってみるつもりだよ」
4位:コーリン・エドワーズ
「今日はようやくまともなスタートが切れたよ!ロングホイルベースのマシンは大いに助けになった。ラインもはずすことがなくなったしね。ドビチオーゾが突っかかってきたときには、オレは奥歯をかみ締めてなにくそとヤツに必死についていってプレッシャーをかけ続けた。そしたらヤツは急に目の前で転倒しちゃって、瞬間オレはあやうくそれに巻き込まれるのを交わしたよ。昨日、オレらは32周の連続ラップを行ってはいたんだけど、その間何度もピットに出たり入ったりしてたので、今日の決勝で実際タイヤのもちがどうなるかについては確証がなかったんだ。そんなことがあった後は、自分のポジションをキープすることに留意した。前のストーナーにはついていけなかったけど、後ろのバミューレンよりは速かったからね。オレの目標は絶対にミスをしないことと、走りのリズムをキープすること。オレは自分にできる限りのハードなライディングをしたけど、今年のMotoGPで表彰台に乗るというのは一筋縄ではいかないからね。今年の状況は、オレがMotoGPに参戦してきて以来で最もハードなものだよ。以前だったら今日くらいハードに走れば表彰台は獲得できただろうけど、いまはそうはいかないんだ。それでもランキングテーブルでは4位に肉薄してるし、いまんとこ前の三人をやっつけたことがあるのは世界中でオレ一人だしな!だから今日のオレのなした仕事はオレ自身でもよくやったと思ってるよ。次のラグナがいまから待ちきれない。そこではテック3のみんなと、アメリカにいる大勢のオレのファンのために、なんとか表彰台に乗りたいと思ってるよ」============================
ちょっと日曜でアタマがぼんやりとしていていつもより翻訳に手間取ってるのでとりあえずここまで。ストーナーはなんだよ。具合が悪いっていうのが良い言い訳になっちゃってるな。確かに決勝の走りは見ていてリズムが悪くて全然乗れてないのは分かったけど、初日のFPとかでは結構キレた走りしてたので、もうちょっとやってくれるかと思っていたのに、ロッシの独走を許すとは・・・・。体調管理は社会人の基本ですよ。まっとうな生活をしていて具合が悪いなら、それは病気なので、きちんと治療をすること。どうも見た目からして虚弱体質っぽいので、なにか根本的な疾患を抱えていないといいんだけど・・・。
ロッシの走りは今回は磐石過ぎて面白くなかった(笑)マシンのセットが決まりすぎていたんだろう。何の苦労もなく普通に走ってトップフィニッシュ。通算100勝達成。本来ならこれを地元のムジェロでやりたかったところだろうけど、その点だけは目算が狂ったかな。
ロレンソは二位にあがったところでレースをあきらめたね。頑張ってもロッシにはついていけないし、ストーナーは遅いしで身動き取れないことを素早く察知した。なかなかにクレバー(笑)なにせこないだのカタルニアでのレースが鮮烈すぎたので、見てるこっちはどうしてもあの再現を期待しちゃうけど、あれほどのレースは5年か10年レースを見続けてようやく1回見れるかどうかというほどのもののはず。あまり一方的に期待しちゃうのは酷というもの。またいろんな状況が整うのを待って、ここぞとなったら激しくトップを争ってもらいたい。
エドワーズはお疲れ様である。このところの彼の動静をかなり細かく追っていることもあって、今回こうして上位フィニッシュが果たせたことは僕もとても嬉しい。なんとなく感情移入しちゃって、エドワーズの翻訳はまるで自分が語ってるみたいな書き方になっちゃうよ(笑)次のラグナは地元である。彼だけが知る「秘密のライン」を駆使して、なんとか表彰台、あわよくば優勝というのを狙ってもらいたい。
[外は雨だしすることないので引き続き翻訳]
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8位:ニッキー・ヘイデン
「普通予選13番手からスタートして8位でフィニッシュするとなったら、もっととんでもなく苦労するものだけど、でも今回はチームのみんなが素晴らしいマシンを用意してくれたことに感謝するよ。スタートはうまいこといって、そこからしばらくはセカンドグループのアタマを抑えることができた。他の連中がやってきて、団子状態になると、僕はそれでちょっと自分のリズムを失っちゃってね。バックストレートエンドのブレーキングでミスをして、コーナーを飛び出しちゃったんだ。それでかなりタイムをロスしちゃった。でもまたそこから前の集団に必死についていったよ。走っていてとても楽しかったんだけど、運の悪いことに、レースの半分を過ぎた辺りで左のハンドルバーが緩んできちゃってね。それでまた周りの連中に抜かれるわタイムはロスするわ散々だったんだよ。今年の僕は、こんな感じで走ったあとの言い訳ばっかりしてるのは自分でも分かってるけど、ぐらぐらのハンドルで走るのって本当に怖いんだよ!(笑)そこからしばらくは様子見ながらの走行だったんだけど、でもとてもハードなバトルになった。自分でも5位か6位の争いをしてるっていう自覚はあったけど、でもそれはまるで世界タイトルを賭けた争いみたいだったよ!バトルに加わったほかのみんなのことも尊敬するよ。エリアスは大きなミスをしたけど(後に20秒のペナルティを受けた)、ほかのみんなはそれに巻き込まれることなくコースに踏みとどまった。レースの後、集団を争ったみんなで握手を交わしてお互いの健闘を称えあったよ。楽しいバトルに参加できて本当によかった!」============================
えー、またニッキーの人柄の良さが炸裂する見事なコメントでございました。決勝のニッキーの走りは確かに良かった。途中コースアウトしたりなんだりで、なにやってんだかと思ったんだけど、まさかハンドルが取れかけたマシンで走ってるとは知らなかったのですみません(笑)
お次はこれで何回目の転倒ですか?ホンダのダニ・ペドロサ。
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DNF(転倒リタイヤ):ダニ・ペドロサ
「良いニュースとしては、今回の転倒で怪我がなかったこと。これまでは転べば必ずどこか怪我をしてたから、それがないと分かって本当にホッとした。でももちろん今日の結果は残念至極だよ。レースは勝てなかったけど、それまでの走りは本当に快調で、表彰台は間違いないって自分では思っていたんだ。今週末を通じてマシンも、それを走らせる僕も本当に調子が良くて、自分の限界にかなりちかいところで走ることができていたんだ。だからレースにも自信をもって臨んだんだよ。良いスタートも切れて、リズム良く走れていたから、よもやまさかあそこで転ぶなんて思ってもみなかったことだった。でも起こったことは仕方ない。今回のレースのことは早く忘れて、ポジティブな気持ちで、きっとまたトップ争いができると信じて進んでいきたい。他のチームのライバルたちも、着々と調子を上げてきているから、そんな彼らを打ち負かすことは容易なことではないけれど、次のラグナ・セカでは、アッセンで感じることのできたポジティブなフィーリングをもって、レースに臨みたいと思う」============================
ついでというとなんだけど、ペドロサと同じワークスホンダで、仲良く転倒リタイヤとなったドビチオーゾのコメントを最後に。
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DNF(転倒リタイヤ):アンドレア・ドビチオーゾ
「レースの最初のほうは調子良かったんだよ。予選とほとんど変わらないタイムでラップできてたしね。少なくとも4位獲得はほぼ間違いないって思ってた。だから1コーナーでクラッシュしちゃったのは本当に残念だよ。スタートはうまくいったんだけど、すぐに集団に飲み込まれてしまって、そこを抜け出すのに数周を費やすハメになった。そのあとは調子よく走れてたんだけど、ストーナーに追いつけるかどうかはちょっとあやしかったかな。問題の1コーナーでは、コーナー半ば、最大リーンアングルに達したところでフロントを失って転んじゃったんだ。そのときブレーキはかけてなかったからなんで転んだのかよくわかんないんだよね。次のレースはもうすぐ来週に迫ってるから、原因をしっかりさぐってラグナセカに備えたい。あそこは僕の好きなコースだし、今日はうまくいかなかったけど、今度はちゃんとやれる自信があるんだ」============================
ペドロサもドビチオーゾも、同じアッセンの1コーナーで、まったく同じような転び方をしてる。ターンインして、ちょうどフロントの舵角がアウトからインに切り替わる瞬間にフロントをロストする。オーバースピードで突っ込んでいた傾向はあるとはいえ、僕はあれはシャシーのジオメトリバランスに問題があるように見えたけどな。フロントに荷重が乗りすぎで、そのことをマシンがライダーにフィードバックしない。重心が前位置で低すぎるジオメトリにくわえて、フロントのキャスターが大きいと、ああいうタイプの転倒を招くと思う。下手にリヤグリップがしっかり出ているから、そのバランスの悪さに気づきにくいんだ。限界超えると急に転ぶ。その手前まではマシンが面倒見てるんだけど、ダメとなったら急に突き放される。アクセルで荷重バランス整えようとしても、結局リヤが勝ちすぎてプッシュアンダーでフロント失っちゃう。キャスターを立てて、ライダーの乗車位置を後ろに寄せる必要があると思うけど、今回の転倒について、ホンダはライダーが下手こいたと思ってるんだろうな。新型投入してやったのになんだよ、と。僕はマシン側の問題と見たけどね。